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「世界一厳しい消費者は日本人」フェイスブックジャパン元代表が語る、ヒットするブランドの作り方

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これからのブランドのカギは…

 コロナ禍でニューノーマルなライフスタイルが定着し、同時に消費者志向も変化した。長谷川さんは「もともとあった世の中の潮流がコロナ禍を機に加速した」と見解を述べる。

「働き方改革やキャッシュレス社会のトピックなどは、コロナ以前からあったものであり、コロナ禍で生まれた全く新しいトレンドではありません。消費者志向も変わっていると言われますが、モバイル上での購買体験やプラットフォームを活用した情報発信が当たり前になっている時代において、『ブランドを知って、製品を知って、体験していく』というストーリーを創れるかが大切になります

 そして、自己投資や自分磨きなどに費やす時間が増えたり、あるいは『ちょっといいものを選ぶ』といったこだわりも生まれたりと、今の生活よりもちょっとアップグレードさせたいと考える人も多くなっている。このようなニーズを捉え、商品を訴求していくことが良いブランドやサービスを生むのではないでしょうか」

共創を通じて日本発のブランドの発射台

MOON-X

男性スキンケアブランドのSKIN Xほか

「共創を通じてJAPAN BRANDSの発射台となる」というミッションのもと、MOON-Xはこれからも日本発のブランドを次々と生み出していくことだろう。最後に長谷川さんに今後の展望について聞いた。

「創業2周年を機に、事業モデルを拡張する意思決定をしました。これまで男性スキンケアブランドの『SKIN X』、女性スキンケアブランドの『BITOKA(美透花)』などで得られた知見を、他社のブランド支援に活かせないかと考えたんです。それが共創型M&Aと銘打つ『MOON-X BRAND STUDIO』です。単に出資や資本業務提携をするだけでなく、共創をキーワードにブランド育成やブランド価値の創造を図り、まるで映画スタジオのように、次々に日本発のブランドが世に発射されていくような世界観を目指していきたいと考えています」

 また、グローバル展開に向けては、「日本の市場で地固めをするのがまずやらなくてはならないこと」とし、日本人に支持されるブランド作りの重要性を説く。

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