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小室眞子さん&圭さん結婚、米国ではどう報じられた?「申し訳ない」がクローズアップ

ビジネス

結婚会見を3分間に編集した動画に

 ABCテレビの「ABC ニュース(NEWS)」は、ツイッターのページでも、「日本の内親王眞子は伝統的なお祝い無しで一般人と静かに結婚した」というツイートとともに、3分間に編集した動画で結婚会見を紹介した。

 結婚会見の眞子さんの言葉で紹介された言葉は、

「私と圭さんの結婚について、様々な考え方があることは承知しております。 ご迷惑をおかけすることになってしまった方々には、たいへん申し訳なく思っております。 また、私のことを思い静かに心配してくださった方々や事実に基づかない情報に惑わされず、私と圭さんを変わらずに応援してくださった方々に、感謝しております。私にとって圭さんはかけがえのない存在です。そして、私たちにとって結婚は、自分たちの 心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」

 という部分。圭さんの言葉では、「私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を、愛する人と共に過ごしたいと思っています」という部分を強調した。

 また、眞子さんの「誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、謂れのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚えるとともに、辛く、悲しい思いをいたしました。厳しい状況の中でも、圭さんを信じ続けてくださった方々に感謝しております」という言葉も紹介し、他局では紹介していなかった眞子さんの心情も報じた。

「皇族の地位を失う」を強調

皇室

10月26日、秋篠宮ご夫妻に見送られる。次女の佳子さまからの抱擁も(日本雑誌協会代表/撮影)

 10月26日付けの「ザ・ワシントン・ポスト(The Washington Post)」の記事では、「伝統に逆らって、眞子さんは物議をかもす婚約者と結婚、皇族の地位を失う(Bucking tradition, Japanese Princess Mako marries controversial fiance, loses royal status)」という衝撃的なタイトルで結婚を報じた。

 2017年の婚約会見から4年のあいだに出てきた小室圭さんの母親の金銭問題などに触れつつ、眞子さんの「私にとって圭さんはかけがえのない存在です。そして、私たちにとって結婚は、自分たちの 心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」という言葉、圭さんの「私は眞子さんを愛しております。 一度きりの人生を、愛する人と共に過ごしたいと思っています」という言葉を紹介。

 皇室の継承事情にも触れ、「たとえ離婚したとしても女性の場合は皇室に戻ることはできない」という決まりも紹介。世界経済フォーラム(World Economic Forum)の世界各国の男女平等の度合いを示すランキング「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は156か国中120位という先進国の中で最低水準だということ、女性に不利な社会だということにも触れている

 一方で、國學院大学の皇室専門家である高森明勅氏の「眞子さんは本当の気持ちや信念を貫きながら先例を築いた。新しい時代へ向けて、皇室へプラスの効果をもたらすでしょう」という肯定的な意見も紹介。眞子さんは一時金の受け取りを辞退した上で、結婚会見の費用も二人で支払うことにも触れ、「温かい家庭を築き、平穏に暮らしたい」という眞子さんの言葉で締めくくり、好意的な記事となっている

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