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ジェラードン、YouTube「週4コント動画」で変わった意識。サムネイル表示に苦労も

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 10月2日に放送される『キングオブコント2021』(TBS系)にて、14回目の挑戦で見事決勝への切符を手にしたお笑いトリオ・ジェラードン

ジェラードン

ジェラードンの3人(左から、アタック西本、海野裕二、かみちぃ)

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 昨年度は惜しくも次点で決勝を逃したアタック西本さん(34)、海野裕二さん(33)、かみちぃさん(34)の3人だが、その後、YouTube活動や単独ライブを精力的に行い、今年は念願のキングオブコント決勝の舞台へと駆け上がった。

 インタビュー前編では、それぞれが芸人を目指したきっかけや、トリオ結成のいきさつ、そしてYouTube活動について語ってもらった。キングオブコント決勝に向けての想いを語ってもらった後編は明日公開。

学校の先生に薦められて芸人の世界に

──芸人になろうと思ったきっかけを教えてください。

アタック西本:きっかけは学校の先生です。ヤンキーだったとかじゃないんですけど、ちょいちょい問題を起こしてて、厳しい先生に毎回怒られてて。

ジェラードン

アタック西本さん

海野裕二(以下、海野):トラブルによく巻き込まれてたよね。

アタック西本:巻き込まれてた。で、僕が卒業するときにその先生から「進路どうすんの」って言われて。行くとこないなと思ってたら、「じゃあお前、いつもお笑いみたいなことしてるから東京のよしもとの学校とかどうだ」って言ってくれて。そこからNSCの存在を知りました。

 ただ、1人で行くのは心細かったんで、とりあえず相方を探そうってなりました。いいなって思っていた人に声かけたけど断られて、もう一人、俺と同じサッカー部で仲良くて、お笑い出たことあった人を誘ったけど「バンドやるから」ってこっちも断られて。その後、海野に声かけました。

海野:いや、俺3位かい!

アタック西本:その時、海野は大学の推薦も決まってたのになぜかオッケーが出て。「東京行くわ」みたいな感じになって。何なら俺より海野のほうが行動も早かった。「俺もついてかなきゃ」って思って、(東京に)行く形になりました。

アタック西本はスーパースターだった

ジェラードン

海野裕二さん

──海野さんはもともとお笑いが好きだったんですか?

海野:めちゃくちゃ好きで見てました。けど、アタックに言われるまではお笑いやりたいとは一切思わなかったです。相方のこというのもアレですけど、こいつ高校時代スーパースターだったんで。お笑い能力の五角形、エピソードとかギャグとか全部マックス。「こんな奴といたら売れるにきまってんじゃん」って思いました。

 大学行ってもだらだら遊んで暮らして普通の人生になるよりかは東京行ったほうがいいかなって思いましたね。アタックに誘われてなかったらお笑いやってなかったと思います。

──スーパースターだったんですか?

アタック西本:そうですね。わかりやすいので言うと、当時は卒業アルバムの面白い人ランキング1位でした。

海野:で、僕3位とかなんですよ。

アタック西本:もう最強だと思ってた。

海野:でも2位の奴めっちゃつまんなかったよね。

アタック西本:(笑)。高校の時は『ガキ使(ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)のマネをしてましたね。学校のお笑いカリスマ5人くらい集めて、大喜利みたいなことやってた。他の生徒が浅い笑いやってるのを影で「フフッ」って笑ってた。でも、東京出てきてNSC入ったら、ネタの作り方とか分からなくて。俺ら全然レベル低かった。

海野:覚悟が足りなかったよね。

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