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夏は自宅で汗をかけ!狭い部屋でできる「追い込みトレーニング」3選

暮らし

重要なのはスピードや回数ではない!?

【21スクワット】
① 足を肩幅に広げる
② お尻を引くように股関節を折り曲げ、ゆっくりと腰を落としていく
③ 膝とお尻の高さが揃うところを“基準”として止まる

21スクワット

④“基準”から5cm下にゆっくり下がり、またゆっくり“基準”まで上がる(7回繰り返す)
⑤ 基準”から5cm上にゆっくり上がり、またゆっくり“基準”まで下がる(7回繰り返す)
⑥ 直立したら間を取らずに④の高さまでゆっくり下がり、再度直立まで戻る。この時に休まず繰り返すことが必要(7回繰り返す、※5回1セット/日)

 股関節、膝、足首を極限にゆっくりと動かし、休憩を与えないようにすると、筋肉が酸欠状態となり、「重たいものを持っているのでは? 負荷が強いのでは?」と勘違いを起こして、筋肉をつけるために必要な成長ホルモンがたくさん分泌されるのが、このトレーニングの本質的効果です。これならダンベルなどの重量を持たなくとも負荷が強く運動効果の高いトレーニングが期待できます。3パートを7回ずつ、合計21回を休まず繰り返しましょう。

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 今回、ご紹介した3種類のトレーニングメニューはどれも私たちの生活様式では使われにくかったり、弱くなりやすかったりする場所を鍛えています。そのため重要になるのはスピードや回数ではなく丁寧さです。各メニューで運動効果を生み出す場所/筋肉を意識しながら丁寧に行おうよう心がけましょう。

<TEXT/柔術師・パーソナルトレーナー ヒラガコージ>

柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中

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