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鳥取県民が衝撃…「お雑煮」だと思って食べていたものの正体は?

コラム

 47都道府県の中で人口が一番少ない鳥取県(約55万人)。東京23区でいうと、杉並区や板橋区(約57万人)以下、江東区(約52万人)以上……というと、なんとなくスケール感が伝わるでしょうか。

鳥取

鳥取県 © and4me

 だからこそか、ローカルな文化や習慣で知られていないものも多いようです。今回は鳥取生まれ鳥取育ちの大江楓さん(仮名・22歳)が上京して1番驚いたという出来事について聞きました。

上京してはじめてのお正月。東京で食べたお雑煮に衝撃

 大学進学を機に上京した大江さん。東京での生活も慣れはじめた正月のある日、大学のサークルのメンバーで新年会を開催したそうです。

会の締めで東京出身の友達がお雑煮を作ってくれたのですが、それが私にとって衝撃でした……。方言やちょっとした文化の違いは感じていたのですが、自分がマイノリティであることを顕著に感じましたね。

 だってしょうゆベースの汁にお餅が入っている料理をみんな『お雑煮』と言って何食わぬ顔で頬張っているんですもん。『あれ? 私の知ってるお雑煮と違う』と一瞬パニックになりました。思っていたものと完全に違う料理が出てきたんです」

「ぜんざいじゃん」と突っ込まれる

鳥取 お雑煮

 その場にいた友人たちに、自分が今まで食べてきたお雑煮について説明。鳥取のお雑煮をネットで探して見せてあげました。すると、一斉に「それって、ぜんざいじゃん……」とつっこまれたとか

「生まれてからずっと『お雑煮だ』と認識していたものが、他県民には別の食べ物と認識されてしまうなんて……。大げさかもしれませんが、そのときの常識が崩壊したような感覚が忘れられません」

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