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21歳になった岡田結実、オスカー退所後の1年を語る「立ち止まったら沈んでしまう」

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 その快活なキャラクターで同世代を中心に幅広く支持を集めている岡田結実さん(21)

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岡田結実さん(21)

 モデル・女優・タレント業と大活躍のなか、2020年3月末、それまで所属していたオスカープロモーションを退所し、新たなスタートを切りました。それから1年は「怒涛の日々だった」といいます。

 現在は新たな事務所に所属している岡田さんは、ドラマでは主演を務め、バラエティでは持ち前のキャラクターで笑いもとっています。

 そんな厳しい環境に身を置いて、改めて見えてきた今の自分の姿とは? そして岡田さんが同じように葛藤する同世代へ投げかけたいメッセージとは。話を聞いてみました。

オスカー退所後は「怒涛の日々」

――前の事務所を辞めて1年以上が経ちましたが、この1年はコロナもあり、気持ちの上ではどう過ごしていましたか?

岡田結実(以下、岡田):正直、怒涛の日々でした。前の事務所を辞めることも、独立することに対しても不安は一切なかったのですが、コロナがあったので、仕事ができない数か月があったんです。2020年4月に自粛が始まる前はまるまる休みだったので、2か月ほど完全にひとりで過ごしていたような感じになり、そのとき、仕事が好きだと改めて気づけました。

――その若さで大きな組織からあえて離れようとする、やる気や心意気が凄いと本当に思います。

岡田:前までは大きな流れに乗って、一生安泰だろうなと思っていました。でも、大きな波に乗っていると安心だけれど、ある意味ではそれ以上がないわけですよね。その時には芽生えなかった必死な感じが、今は芽生えているんです。

 辞めてからは自分が見たいほう、行きたい方向に行くしかないし、そこで立ち止まったら沈んでいってしまうなと思うと、今のほうが自分が試されている感じがあります。毎日「○×クイズ」じゃないけれど、選択肢を選んでいるようで楽しいです。なので今、ずっと燃えています(笑)。

「自分は何がしたいか」考えて動く日々

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――何が理想の仕事のスタイルかは、行動してみないとわからないものですよね。

岡田:独立しなければ、いただける大きな仕事に甘えていたと思うし、自分から求めにも行かなかったと思うんです。いただけるものはありがたいし、満足で終わっていたはず。でも今はありがたいと思う先に、自分は何がしたいかまで常に考えて動いています。それがめちゃくちゃ楽しくて、日々生き生きしているなと思います。

――今やりたいことは?

岡田:英語を絶対に話せるようになりたいと思ってて、コロナ禍でできてはいないのですが、英語のレッスンを始めたいとは、今の事務所にも言っているんです。昔から本も出したいと言っていて、あと、音痴ですが、歌のレッスンも受けたい(笑)。「できないから」とあきらめていたものを、ちゃんともう一度見つめ直してやっています。特に歌はそうですね。

――CDデビューを?

岡田:CDを出したいということではなくて、好きなことをちゃんとやりたいという感じです。そのために音痴を直したいというのがひとつの目標ではあります(笑)。生まれ変わったらいまの仕事かバンドマンがいいと思うほど、音楽が好きなんです。「人並みに歌えます!」と胸を張って言いたいので、ボイストレーニングしたいですね。

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