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思わせぶりな男子に天誅!“田舎道ドライブ”で起きたスカっと話

コラム

 他人が気に入ったものにしか興味を持たず、それを奪い取ることで満足感を得る人や、思わせぶりな態度を取って相手を弄(もてあそ)ぶような人は、残念ながら一定数いるようです。そんな人間たちとかかわって、嫌な思いをしていた夏目彩香さん(仮名・当時21歳)の気持ちを救ったのは、ある出来事でした。

社内恋愛

※画像はイメージです(以下、同じ)

ノリのいい男2人組にナンパされて

「親友のN美(当時22歳)と飲み歩いていたら、ノリのいい男子2人組にナンパされたんです。はじめは、カラオケを奢ってもらったら、バイバイするつもりだったんですが、相手の雄介さん(仮名・当時28歳)も、祥太郎さん(仮名・当時28歳)も結構イイ人で。私、いつの間にか祥太郎さんのほうに惹かれていました」

 夏目さんは、N美をトイレに連れ出し、祥太郎さんへの想いを伝えました。けれど、「応援する」と言っていたはずのN美は、トイレから戻るなり祥太郎さんの隣に座って、こちらをチラチラ見ながら歌う曲を選びはじめたといいます

「正直、えっ? と思いました。N美とは共通の友達を介して知り合った飲み友達で、何度か飲みにも行ったぐらいの仲でしたが、私としては大切な友達の一人だったんです。だから、まさか私が気に入っている相手を横取りするような人とは想像もしていませんでした

トイレ前での突然の抱擁にドキドキ

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 驚いている夏目さんを尻目に、N美は、祥太郎さんに胸を押し付けたりボディタッチしたりと積極的に迫りまくっていたそうです。そのため、N美の誘惑に負けてしまうんだろうと、「一瞬、祥太郎さんを諦めかけた」と言います。

「でも、たまたまトイレのタイミングが重なることがあって、あとでカラオケボックスから出てきた祥太郎さんに腕をつかまれたんです。そして、『ねぇ、N美って軽い子なの? なんか、すげぇボディタッチとかしてきてウザイんだけど』と言ってきました」

 腹が立っていたものの、友達のことを悪く言うのは気が引けたため、夏目さんは「N美は軽い子ではない」と擁護。すると祥太郎さんは驚いた様子で、夏目さんのことを頭の先から足先までを舐めるように見て、突然、抱きついてきたといいます。

「突然のことにビックリしていたら、『彩香ちゃんって、友達のこと悪いように言わないイイ子だね。俺、好きになっちゃうかも』と言われました。いま考えるとバカみたいですけど、それでドキドキしてしまったんです。連絡交換もして、何度か2人で会っていました」

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