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芸能人の不安定なお金事情。住宅ローン審査にも苦労する

コラム

私たちが将来のためにできること

腕組み ビジネスマン

 今回、星野源さんと新垣結衣さんの結婚をきっかけに、芸能人と一般人、年の差という視点で人生設計を考えてみました。最近では、副業の解禁に伴い個人事業・フリーランスの人も増えています。会社員や公務員という働き方と個人事業という働き方では、収入の安定度という将来設計の容易度合いが異なります。

 会社員・公務員の場合は、収入のある間にいかに教育支出とマイホーム支出を終わらせるかが肝心です。老後については安定収入を利用して若いうちから投資を始めると良いでしょう。

 個人事業の人は、定年がなく年齢を問わず働き収入を得られるメリットを生かして、長く働く、たくさん稼ぐ、時には節税を考えながら、教育資金、マイホーム資金、老後資金を準備すると良いでしょう。

 老後は誰にでも訪れるものです。他人任せにしたり、むやみに恐れるのではなく、「正しく備える」ことが何よりの人生設計になるのです。

<TEXT/ファイナンシャルプランナー 高橋成壽>

1978年生まれ、小学4年時に株式投資に興味をもち、大学在学中に株式投資を始める。慶應義塾大学を卒業後、金融系のキャリアを経てファイナンシャルプランナー事務所を設立。シングルマザーから上場企業の創業者まで幅広い顧客層が特徴。有料のFP相談の他、無料の専門家マッチングサービスとして「ライフプランの窓口」「住もうよ!マイホーム」「保険チョイス」他を運営。東海大学非常勤講師。連載:SankeiBiz、会社四季報オンライン、Yahoo!個人。著書『ダンナの遺産を子どもに相続させないで』(廣済堂出版)
Twitter:@fpooji

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