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副業で年300万円を荒稼ぎ。元職場の仕事を高値でうけるチャッカリ男

コラム

 たくましいというか、チャッカリしているというか…。

「人手が足りない部署やメンバーの力量的にうまくまわっていない部署、繁忙期の部署を見極めてその部署の若手と仕事をするのがコツです。僕自身、業務経験も社内人脈もあるので、彼らができないところをフォローして感謝をさせつつ、しっかりとお金はもらっていくという仕組みです」

 松本さんは、若手と仕事をするときに付加価値をつけて納品するといいます。

「『〇〇課長に原稿を提出するときは昼に提出するように。朝と夕方は会議をつめこむから機嫌が悪くて、チェック物のフィードバックも厳しくなるから』などの有益な情報も若手には教えつつ仕事をします。めちゃくちゃ感謝されますね」

会社を早めに見限って副業にシフト

副業

 松本さんの話を聞いて、ではなぜ転職をしたのかという素朴な疑問をぶつけてみました。

「とにかく忙しかったからです。忙しいうえに数年後の自分が見えない、というのと、出世レースから外れたというのを目の当たりにしてしまい、早めに見切りをつけました。

 結果としては転職して大成功ですね。本業と副業をあわせて年収1000万円近く稼いでいますから。出世コースにのった元同僚よりも稼いでます。ザマーミロです」

 鼻息荒く語る松本さん、副業での荒稼ぎはまだまだ続きそうです。

<TEXT/瀧戸詠未 イラスト/超ズボン>

フリーライター。教育、ビジネスを中心に記事を執筆中。お酒と食べ歩きとひとり旅が趣味

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