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副業をやってる人は何割?働く男女1万人の「副業意識」を大調査

コラム

大企業の社員でも副業の動機は「将来への不安」

電卓の上に立つ人

「副業や副収入を得る活動を行う理由」について聞いた結果では、「主業の収入だけでは物足りないため」(42.1%)が最も多く挙げられました。

 性別で見ると、男性は「将来的に収入を得られるようなスキルを得たり、本業として取り組みたいため」「ニュースなどを見てビジネスチャンスがありそうだと思ったため」のように、ビジネスや副収入を意識した上で副業を行う傾向が高かったのに対し、女性は「気軽に行えること」が動機となる傾向にあることが分かりました。

 特徴的だったのが、「主業の収入だけでは物足りないため」に次いで、「将来の生活費等が不安なため」という回答が多かったことです。

 勤務先の企業規模を(1)「100人未満」、(2)「100~1000人未満」、(3)「1000人以上」、(4)「分からない」で区分すると、「将来の生活費などが不安なため」と回答した人は全体的に約3割だったのに対し、従業員数1000人以上の企業に勤めている人が46.6%と最も高い結果となりました。

 大企業に勤めていても、将来の生活費などの経済的な不安があり、副業活動を行う動機のひとつになっているようです。

<TEXT/c-m-asahi>

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象者:全国16歳以上79歳までの男女個人1万人
調査期間:2018年3月23日(金)~2018年3月26日(月)
調査内容:株式会社インテージリサーチ「副業/副収入を得る活動の実施状況、副業を行う理由

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