bizSPA!フレッシュ

目指すはYouTuber?テレワーク時代の営業に求められるスキル

ビジネス

大事なのは、コツコツと発信し続けること

コツコツ発信することが大切

 さらに、FacebookやTwitterなどSNSでの情報発信も行いましょう。

 「新商品をリリースします」「大人気の定番商品をご紹介します」「こんな悩みを解決できる商品です!」など、とにかく多くの人に自分が扱っている商品やサービスを「見てもらう」「知ってもらう」ことが大切です。

 今は必要とされていなくても、いつか必要になるかもしれない。そのときのために地道に「認知」を広げておくのです。新規開拓の大変さは、コンタクトでもコンタクトレスでも変わりません。安易で楽な方法はありませんから、コツコツと努力するしかありません。

 地道な努力は必要ですが、ガツガツいくのもNG。週に何度も同じような内容のメールを送る、迷惑がられても電話を繰り返す、電話での応対で熱が入りすぎて失礼な発言をしてしまう……。こういった行為は百害あって一利なしです。

 SNSのダイレクトメッセージ機能でいきなり連絡するのも慎重にしたほうがいいでしょう。この辺りのさじ加減は難しいのですが、相手や状況に応じて臨機応変に考えていくべきです。

「○○さんは、こういうことをやってきた人なんだ」と感じてもらう

 アプローチ先に対して「名前を知ってもらう(認知)」ことができたと思ったら、次には「こういうことをやってきた人なんだ」と感じてもらうための「信用」を育みます。

 メールや電話、SNSやブログなどで丁寧に発信を続けていく(認知)と、営業担当者の人柄や企業の姿勢が伝わり、「信用」が育ち始めます。

 頻度に気をつけながらも定期的に発信や更新をしていきましょう。継続は力なり、です。もちろん内容も大切です。「この内容は自分自身や会社、商品の信用につながるかどうか」をいつも考えるようにしてください。

 コンタクトレスでありながら単純接触を増やして親しみを持ってもらい、人間関係を構築していく必要があります。

 人間関係と言ってもさまざまですが、営業の仕事で必要なのは「顔を見せてもらえる」「内部事情を教えてもらえる」レベルの関係性です。そのためには、そろそろこちらの「顔」を相手に見せることを考えなければなりません。

コンタクトレス・アプローチ テレワーク時代の営業の強化書

コンタクトレス・アプローチ テレワーク時代の営業の強化書

「会わずに売れる」テレワーク時代の営業術がここに!

おすすめ記事

長尾一洋は他にもこんな記事を書いています