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コロナで“パチンコ断ち”に成功した20代会社員。思わぬメリットも

暮らし

 4月下旬から5月にかけて短くても約2週間、長いところだと1か月以上と地域によって差はあったものの営業自粛を強いられたパチンコホール。しかし、自治体の要請には強制力はないことから営業を続けた一部店舗もあり、連日のように報道されていました。

パチンコ屋

画像はイメージです

 開店前から並ぶ人たち、大混雑の店内の映像を見て、「こんな時期にも行くのか!」と憤った人も多いのではないでしょうか?

パチンコを個人的に自粛していたら…

「パチンコ屋ばかりを叩く自治体や報道姿勢にもちょっとやりすぎな印象を受けましたが、だとしても営業中のホールを探して遠くから打ちに来る人があんなに大勢いることに正直ドン引きしました」

 そう話すのは、電気機器メーカーに勤める東山良介さん(仮名・28歳)。しかし、もともとパチンコが大好きで休日はもちろん、平日も仕事終わりに寄るなど週3~4回は打ちに行くヘビーユーザーだったといいます。

「けど、コロナの感染力がすごく強いことを知り、2月中から人の多い場所を意識的に避けるようにしていましたね。外食も控えて飲みの誘いも断り、食料なんかもネットショッピングに切り替えていました。当然、そんな状況でパチンコを打とうなんて気になれないじゃないですか。今は全国どこのホールも営業を再開していますけど、前と違ってそれほど打ちたいって気分でもない。じゃあ別にいいいかなと思って、自然と足が遠のいていった感じです」

 ただし、パチンコホールに一切近寄らないようにしているわけではありません。営業再開後、一度だけホールに行ってみるも店内をフラッと回っただけで打たないまま出てしまったそうです。

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