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ロイホ、ジョイフル…コロナで大量閉店。生き残った飲食チェーンと何が違う?

ビジネス

コロナ下で始まりつつある“新たな挑戦”

 ウィズコロナ、アフターコロナの時代に順応した飲食店のあり方が求められており、そういった試みはすでに始まっているようです。

「例えばワタミは、大量閉店の一方で、今後テイクアウトやデリバリーに特化した業態の出店を示唆しています。またロイヤルホールディングスは、本丸とも言えるロイヤルホストをしっかり残しつつ、それ以外の低価格業態や実験店舗を中心に閉鎖しました。変化に対応できる店だけが今後また不死鳥のように蘇るのです

 消費者側としては、もし近所にあるお気に入りのチェーン店の店舗がもし今一時的になくなってしまっても、また何らかの形でパワーアップして戻ってくることを期待していても良いのではないでしょうか」

 コロナの影響で外食業界は暗いニュースが目立ちますが、これを契機に新しい外食の楽しみ方が生まれつつあります。いち消費者としては、外食産業の変化をポジティブな気持ちで受け入れて応援していきたいものです。

<TEXT/菅谷圭祐>

大学受験情報誌、IT情報サイトなどでライター経験を積み、2018年よりフリー。最近の趣味は休日の農業、リサイクル業も兼業
Twitter:@sugaya_keisuke

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