「同期とは群れない」女子社員が後悔する、ムダに斜にかまえた新人時代
入社して数年経つと、新入社員時代にこうしておけばよかった、と振り返ることもあるかもしれません。実際に、入社して数年経った先輩社員たちは、新入社員時代にどのような経験をしていたのでしょうか。
自らの新人時代に、全くいい思い出がないと語るのは、某メーカーに勤務する香奈さん(仮名・27歳)です。香奈さんはどのような新人時代を送ったのでしょうか。
斜に構えすぎた新人時代
「入社後に新入社員研修があり、数十人もの同期で合宿所に集まり研修をうけました。朝から晩まで拘束され、研修の中では『同期を大切にしよう』とか『ここで絆を深めよう』と教えられてうんざりしていたんです。
チームで課題に取り組むこともあったのですが、みんなで何かをするのがニガテだったので、群れることなく一人で研修を受けていました」
よくある話のようにも思えますが、他の同期は違ったのでしょうか。
「同期は社交的な子が多くて、みんなで仲良くなって夜は合宿所で語ったり飲みに行ったりしていたみたいです。私は『飲み会なんて絶対にイヤ』と頑なに拒否していて、一度も集まりに顔を出しませんでした」
仕事しに来てるのになんで友達を?
「そうこうしているうちに仲良しグループができて、ますます一人になっていました(笑)」
その後の研修も、香奈さんはずっと一人で居続けたのでしょうか。
「一人でいました。仕事をしにきてるのに、なんで友達作らなきゃいけないの? 飲み会なんて死んでも行きたくない的な高い意識をもっていました(笑)。合宿所のランチも一人でとっていました。
もともと単独で行動するほうがラクなので問題はなかったのですが、今思うとなんであんなに頑なに心を閉ざしていたのかナゾです」