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アプリで驚異の集客。居酒屋「博多劇場」にリピーターが多いわけ

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リピーターを増やすための施策

博多劇場

屋台屋 博多劇場の名物である鉄鍋餃子

 筆者自身も、博多劇場のアプリ会員で10回以上来店している。スタンプラリーの感覚で足を運び、気づけば10回を超えていたが、「特典を付与する回数にも工夫を凝らした」と話す幸田氏。

「アプリ導入前も、リピーターに支えられながら店舗運営していたが、アプリの来店データを見てみると3回目まで来店した人の割合は8%程度だった。頭では結構の割合で来ていたと感じていたものの、どうしたら来店頻度が上がるかを考え、導き出したのが3回と10回に特典を付けてグレードアップすることでした」
個性的なイベント企画で来店喚起を促す

 さらに、会員企画やイベントを定期的に店舗で行うことで、来店喚起をしている。

「ターゲットはサラリーマンなので、初めは会社にある文房具を持ってきてもらう『持ち出せ企画』を実施しました。ホチキスや定規などオフィスにあるものを持参してもらうとその個数分ドリンクサービスにする」

現場で働く従業員にフォーカスした企画も

「また、『思い出持ち出せ企画』では幼少期の写真や自分の賞状を持参してもらうなど、個性的で面白い企画を定期的に実施しています。また、現場で働く従業員にフォーカスした『看板男子女子総選挙』では、いわゆる『推しメン』を応援するために、投票期間中に何度も足を運ぶお客様もいらっしゃいました」

 このような取り組みを継続した結果、昨年度は「3回目まで来店した顧客の割合」が20%に達したのだ。

 SNSやアプリでのプッシュ通知などで店舗での企画を知ってもらい、来店喚起を促す。そして鉄鍋餃子、博多串焼き、もつ鍋など安くて美味しい屋台飯を堪能できる。さらに、ポスターや張り紙、お客様自身が決めたグループ名の木札などの場所にも気を配り、お客様に「あれは、何?」と言われるよう意識しているという。

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