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新卒でベンチャーに入らない方がいい。元メガバンク人事が語る“就活論”

キャリア

 年々、変わり続ける就職活動のカタチ。2020年は新型コロナウイルスの影響で、ウェブ面接やオンライン説明会が急増し、不安を感じている就活生も多いだろう。

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※イメージです(以下同じ)

 そんななか、多くの就活生がチェックしている人気のツイッターアカウントが、「ただの元人事@裏垢」(@aya_jinnji)だ。

 2019年11月の開設からわずか5か月で1.8万人のフォロワーを獲得した、この就活支援アカウント。実は「中の人」は大学卒業後、大手都市銀行に就職し、現在は人材コンサルの会社を立ち上げた起業家でもある。就活のノウハウや自身の経歴について語ってもらった。

オフラインでの成功体験がきっかけ

――Twitterアカウントを始めたきっかけは?

ただの元人事:もともとは、オフライン(対面)で学生の就活支援をしていたんです。そこではいわゆるFラン大学から大学史上初のメガバンクやキー局内定者を作ったりもしていました。その成功体験から、今度はオンラインでより多くの人に届けようと開設したのが「ただの元人事@裏垢」のアカウントです。

 オフラインでの就活支援を始めた当初の2016年卒は20人ほどだったのが、徐々に口コミで広がっていって、後輩紹介や就活マッチングサービスの「Matcher」(学生の就活相談にのるかわりにさまざまな依頼をすることができる)を使って、2019年は約600人に対面の就活支援していました。

――どんな思いでアカウントを運営しているんですか?

ただの元人事:僕ははじめ、メガバンクに就職し、採用などを経験しました。その後、大手IT企業の人事をさせていただき、今は企業の採用のコンサルを行っております。それらの知識や経験をもとに「就活の受かり方」だけとりあえず教えています。それが学生にも一番喜ばれるんじゃないかなと運営しています。

 よくある就活セミナーだと、精神論とか、やりがいとか言うじゃないですか。僕、ああいうの気持ち悪いなって思っちゃって。僕が与えている価値は、採用経験をもとに「学生の受かる確率をどこまで高められるか」に尽きます。

「新卒で入る会社は大手がいい」

ただの元人事@裏垢

ただの元人事@裏垢さん

――新卒で入る会社は、なぜ大手がいいんですか?

ただの元人事:理由は2つあります。1つは、大手からベンチャーには行ける確率は高いけど、ベンチャーから大手に行くのは難しいから。

 もう1つは、大手の看板って、なんだかんだ使えると思っているから。例えば僕が就活生や仕事相手と話すときに「もともとメガバンクにいた」って言うと、「採用もやっていたんですか?」「なんでやめたの?」って興味を持ってもらえる。やっぱり入り口の信用度が違うなと感じています。

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