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わずか1週間で完売。アサヒビール「本格派リキュール」がヒットした背景

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ティーリキュールのパイオニアを目指す

アサヒビール

2月12日にカフェ&インテリアショップ「アロウブ」で開催されたメディア向け発表会では、シーンに沿った「フォション 紅茶のお酒」の提案が行われた

 ティーリキュール市場活性化に向けた展望について「まずは定期的な情報発信による認知拡大がカギ」と話す。

「今後は、まず『フォション 紅茶のお酒』を知ってもらうことに注力します。ツイッターやフェイスブックなどSNSによる定期的な情報発信や、味を知ってもらうための飲用体験イベントも予定しています。

 また、情報発信の際は飲み方やシーンなども想起できるよう、商品情報とセットで情報発信していくことで、今までにない、より上質なリラックスシーンの価値を一人でも多くの人に知って、楽しんでもらいたいです。

 フレーバーのひとつとしてティーリキュールが多くのお客様に一般的に楽しまれているようになり、『フォション 紅茶のお酒』がそのパイオニア的な存在になれたらよいと思っています」

 実際のところ出だしは順調だ。2月18日の発売から1週間は、Amazonのリキュールカテゴリーランキングで1位を獲得し、一時欠品状態にもなったという。今後のティーリキュール市場の盛り上がりが楽しみだ。

<取材・文・撮影/古田島大介>

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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