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レッドブルの次は“環境に優しい”スムージー。「華麗なる転身」を代表に聞く

ビジネス

「仕事や人生相談」にも答える

 問い合わせに対応するピープルズ チャンピオンのスタッフに、どんな電話がかかってくるのか尋ねたところ、次のように話してくれた。

「仕事や人生相談など多岐に渡りますね。時には結婚報告を受けることもありました。また、学生の方だと将来や恋愛相談など、親や周囲に打ち明けられないことを話してくれます。顔が見えない第三者に相談相手になってもらう役目を果たしているのかもしれません」

 一般企業では考えられない電話応対や、誰でも訪問可能なオープンオフィスなどのユニークさが目立つ中、地球環境に配慮したサスティナブルな活動や、利益の10%をチャリティに還元するといったSDGsを見据えた取り組みも行うイノセント。最後に内野氏へ今後の展望を伺った。

「イノセントは東京2020オリンピック・パラリンピックの公式スムージーに選定されているので、五輪に絡めたプロモーションをしていきたい。また、日本上陸から1周年を迎える頃には、ドリンカー同士が集まるファンミーティングのようなイベントも開催できればと考えています。1人でも多くのドリンカーと接することができるようなタッチポイントを作り、イノセントのスムージーを認知させていきたいです」

<取材・文・撮影/古田島大介>

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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