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休日DJにハマる、朝日放送・20代営業マン「趣味がないと病み続ける」

学び

 日々の仕事に疲れ、人間関係にも疲れ……。そんなとき、心の癒しとなる趣味があれば気分もリフレッシュ。人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれません。趣味と言っても映画鑑賞、スイーツ巡り、釣りなどなど人によってさまざま。

里森

朝日放送テレビ東京営業部・スポットデスク担当の里森公彦さん(27歳)

 今回話を聞いたのは朝日放送テレビ東京営業部・スポットデスク担当の里森公彦さん(27歳)です。テレビ局員のイメージというと華やかながら激務なイメージがありますが、休日はある趣味に没頭しているとか。

 里森さんには一体どんな趣味があるのか、“趣味をガチる”ことを駆り立てるのものは何なのか。話を聞いてみました。

趣味はDJ。「ウマケバブ」グッズ作りも

――趣味にガチすぎるとお聞きしたのですが、どんな趣味があるんですか?

里森公彦(以下、里森):趣味は浅く広く、いろいろとありますが、特にパーティが好きです。友人が主催するパーティでDJをしたり、自分のグッズを作って配ったりしています。最近は、料理にもハマっていて、カレーに凝っています。

――グッズについて詳しく教えてください。

里森:グッズはノリで作ったところもあるけど、自分でデザインしたワッペンを業者さんに頼んでTシャツやキャップに貼っています。「売ればいいやん」ってよく言われるんですけど、自分があげたいなと思った人に対面で渡したほうがレア感があるし、そこで生まれるコミュニケーションを大事にしたいので、販売はしてません。

――デザインの由来は?

里森:このデザインの由来は大学生時代によく通っていた六本木のケバブ屋です。そこの店員さんが「うまいよ」「ケバブ」「兄貴」しか言わないので、そこからとって「UMK(ウマケバブ)」としました。DJとして活動するときも「ウマケバブ☆アニキ」という名前を使っています。

――パーティーでDJをするようになったきっかけは?

里森:大学時代からクラブに行き始めて、社会人になってもクラブで遊ぶ機会が多かったんですが、多いときで週5回とか行っているうちにだんだん飽きてきて。「俺、なにしてるんやろ」って思うようになってきたんですよね。だったら今度は自分でDJをやってみようと思うようになったんです。

制作希望で入社。営業に配属されて5年

里森

販売はしていないという、自作のグッズ

――現在どのようなお仕事をされているのですか?

里森:朝日放送テレビの東京営業部のスポットデスクという仕事をしています。今年で5年目になります。制作部を希望していたのですが、1年目の6月に本社の営業に配属され、その年の11月から東京に異動になってから、ずっと今の部署にいます。もちろん今もテレビ局に入ったからには制作をやってみたいという気持ちはありますが、営業の仕事にもやりがいを感じています。

――4年間を振り返っていかがですか?

里森:1年目はとりあえず現地に行ってこい、顔を売って来いと言われて、広告代理店に行っては、担当者に話しかけていました。がむしゃらでしたね。全国の放送局の人が大手代理店のスポットセールスの担当者のもとに集結します。その中で話をしてもらうには、ある程度認められるというか、コミュニケーションが必要でした。3年目くらいからはだんだんと無駄なくコミュニケーションを取れるようになっていきましたね。

 自分の人間性をかってもらえて、コミュニケーションがとれるようになってくると、営業的な成果をあげやすくなり、やりがいも大きくなってきます。もちろん会社の看板を背負って営業をしているけど、自分らしさを出した仕事をしてお金を得るのはやっぱり嬉しいですね。

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