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ランナーデビューするなら…最強「ランニングシューズ」4選

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③ 厚底ブームの元祖ナイキ「ズーム ヴェイパーフライ 4%」

ナイキ

ナイキ「ズーム ヴェイパーフライ 4%」

 続いては厚底シューズの代表。まずは厚底シューズのブームに火を点けたナイキ

 先に紹介したように超軽量で超高反発のZoomXフォームと、足を前へ押し出す感覚をもたらすカーボンファイバー製プレートを装備。

 昨年発売以来、多くの選手が着用して好記録を連発。ランナーの間で話題となり、なかなか手に入らないシューズとなっています。見た目はすっきりしていて、軽さを実現するために不要なものをそぎ落としたシンプルさがいい。

 これからフルマソン完走を目指す人、レースでシューズの反発力を活かしたスピードを出して走りたい人向け。ただし耐久性は劣るので、レース専用シューズとして考えた方がいいです。

■ナイキ「ズーム ヴェイパーフライ 4%
本体価格:2万4000円

ビギナーにオススメ、ホカオネオネ「ボンダイ 5」

ホカオネオネ

ホカオネオネ「ボンダイ 5」

 最後は、厚底シューズの元祖ホカオネオネ

 2009年にフランスで創業。フルマラソンよりもさらに長いウルトラマラソン、100㎞や100マイル=160㎞以上、さらにレースが数日間にも及ぶレース、しかも山岳レースにチャレンジするランナーから多くの支持を得ているブランド。

 当初、その分厚いミッドソールはかなり異質なシューズとして見られていたが、長距離、長時間におよぶレースにおいては、必要な機能として認められるに至っています。

「ボンダイ 5」は同社がラインナップするロード用シューズの中で、もっとも厚いソールを装備したモデル。重さは284gと衝撃吸収に長けた厚いミッドソールを装備しているとは思えない軽さです。

 クッション性が高く、反発力のあるソールが生むローリング運動をもたらし、車輪のように前へ前へと進める感覚です。また足裏を包み込み吸い付くような形状のフレームは疲労やケガを防止する揺れやブレを防いでくれるでしょう。

 走ってみると進める軽さを実感でき、しかしクッション性、サポート性が高いので、足に自信のないビギナーは、これをチョイスすることで、これまでより「走れそう」という自信が湧いてきます。

■ホカオネオネ「ボンダイ 5
本体価格:2万1000円

<TEXT/志田真一朗>

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