「eスポーツカフェ」を利用してみた。ゲームセンターの次世代型?
プレイ開始!周囲の目は気になる?
会員登録とチャージも完了し、さっそくゲームをプレイしてみる。自宅のPCではスペックが足りずプレイできなかった『フォートナイト』にチャレンジしてみた。
いわゆるゲーミングPCと呼ばれるゲーム向けのハイスペックPCなのでもちろん動作は超快適。ネットワーク速度も十分で、不便さを感じることはまったくなかった。さらにゲーミングチェアとマイク付きヘッドホン、大画面ディスプレイがすべての席に設置されており、まさに最高のプレイ環境になっている。
筆者はゲーム好きだがとても下手なので、他の人がいる環境のなかでプレイすることにやや抵抗があった。しかし、eスポーツカフェではみんなが自分たちのゲームに集中しているので、周囲の目を気にする必要はまったくない。プレイ結果は散々だったが、周囲を気にすることなくゲームに集中できた。
eスポーツカフェの客層とは?店長に聞いた
1時間ほど『フォートナイト』を楽しんだ後は、ESCの店長河井政俊さんに話を聞いた。
――なぜ新大久保でeスポーツカフェを経営しているのですか?
河井さん(以下、河井):もともとは日本に在住している海外の留学生向けにeスポーツカフェを営業していました。2016年に『オーバーウォッチ』というタイトルがリリースされて、オンラインゲーム向けカフェの需要が日本でも高まってきたので、今のように日本人のお客さん向けにも営業をするようになりました。
――店内には海外の方もたくさんいますね。お客さんの比率はどのような感じですか?
河井:だいたい日本と海外の方が半分ずつくらいですね。
――2018年以降、eスポーツが流行りはじめる兆しを見せていますが、お客さんの層や数に変化はありますか?
河井:お客さんの数は少しずつ増えてきています。特に学校帰りの学生や仕事終わりのサラリーマンなど、若めの年齢層の方が多いです。
とはいえ、eスポーツが海外のように本格的に盛り上がるためには、まだ時間が必要です。eスポーツとともに「みんなで一緒にゲームをするために集まる」という文化が広まって、多くの方に来店していただきたいと思っています。