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早見あかりの結婚の決め手に、松井玲奈が感激「雷に打たれたような気持ちです」

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アイドルから女優へ転身して変化したこと

松井:私は、結婚する理由ってなんなんだろうと考えると、合理的な理由ばかりを考えてしまって、それって結婚する必要があるのかなぁと思っちゃうんです。

 別にしなくても生きていけるだろうし、そういう話を友達ともしていて、結婚する意味ってなんなんだろうと思っていました。

 なので、相手の家族と家族になりたいというのはすごくステキだなと、今、雷に打たれたような気持ちです。

――おふたりともアイドルから女優に転身しました。自分の中で変化した、成長したと感じる部分はありますか?

早見:自分自身を追い込まない方法を見つけたかな。ときには追い込むことも必要だとは思いますが、以前の私は追い込み過ぎて自分がついていけなくなっていたんです。

 ザ・A型という性格で、0から1にする準備もすごくかけるし、1からまた作るのもすごく準備する。でも準備しすぎて頭がこんがらがってしまったり、自分のなかでガチガチに決めたプランが、現場でズレたりすると、対応できなくなってしまっていました。

 今は自分と役とのバランスを取りやすくなったと思います。あまり考えずに、色んなことを受け入れられるようになった。それによって、周りの人からも楽しそうだねと言われることも増えましたし、自分自身、楽しいと思えるようになりました。

松井玲奈が振り返るアイドル時代の苦労

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「考え方として、人に頼ることができるようになりました」(松井)

松井:私はアイドル時代、グループではあるのだけれど、個々が大事という感じでした。

 グループだけれど自分がしっかりしていないと、決められた音楽、決められた振付、決められたフォーマットをこなせないし、ファンの方にも届かない。とにかく自分で頑張らなきゃという感覚が強かったんです。

 お芝居ももちろん自分でやらなきゃいけない作業はありますけど、でも音楽でいえばジャズのセッションのような感じがある。決められたことを頑張るのではなく、人の投げてくるものに乗っかってみたり。相手に委ねることでひとつの楽譜がいろんな方向に振れていく。考え方として、人に頼ることができるようになりました。

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