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バナナマン設楽統が放った「ここまで上がって来いよ」の深い意味とは

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 5月29日、『バナナマンのドライブスリー』(テレビ朝日系)にお笑いトリオ、東京03がゲスト出演。

 結成年の2003年にメンバーの飯塚悟志さん(46)が、コントライブの全国ツアー中で新潟公演を成功させたばかりのバナナマンの楽屋を訪れた際、設楽統さん(46)から「ここまで上がって来いよ」と言われて奮起した思い出を語り、ネット上で話題となっています。

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※『バナナマンのドライブスリー』公式サイトより

 今やテレビで見ない日はないほどの人気者となったバナナマンの2人。しかし、ほんの10年ほど前まで、業界内で高い評価は受けつつも大きなチャンスを掴むことはありませんでした。

コントライブは大盛況もテレビ出演は深夜枠

 バナナマンも東京03と同じく、コントライブを継続することでファンを獲得していったコンビです。1994年2月のコントライブ「処女」を皮切りに、毎年単独ライブを開催。2000年には、今もカルト的なファンをもつお笑いコンビ、ラーメンズとのユニットライブ「setagaya genico」、02年には、良質なコントで人気を博していたおぎやはぎ、ラーメンズ、バナナマンの3組が集結「ライブ!!君の席」を行い、いずれも大盛況となりました。

 しかしテレビ番組の出演はというと、2003年の『epoch TV square』(BS日テレ)、2004年の『30minutes』(テレビ東京系)、2005年の『落下女』(日本テレビ系)など、いずれも深夜枠のコントバラエティ。一部の若いファンから熱烈に支持されていましたが、今のようにお茶の間の人気者というポジションではありませんでした。

『リンカーン』スタート当初はダウンタウンにハマらず

 バナナマンの転機は、2005年から放送された『リンカーン』(TBS系・13年9月終了)の出演だと言われています。

 とはいえ、番組スタート当初はメインであるダウンタウンの2人にはハマらず、雛壇でのトークのウケもいまいち。日村勇紀さん(47)は、外見の特徴からイジられることはありましたが、とくに設楽さんにスポットが当たることはほとんどありませんでした。

 同番組でダウンタウンと若手芸人の親交を深めようと企画された「フレンドリーダウンタウン」においても、松本人志さん(55)から「コイツなんか胡散臭い」と苦い顔をされていた設楽さん。

 逆に設楽さんも「(共演者のなかで)僕らダウンタウンさんと1番距離があると思う」と率直な思いを告白。その後も同番組で共演こそしていますが、距離を縮めることはなかったようです。

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