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休日にアプリを使って「週末モデル」いくら稼げる?28歳OLの“副業改革”

コラム

副業モデルがきっかけで企業の営業代行も

副業

企業の方に、サービス内容について提案したら…

――本業先でのプラスになっているんですね。では、吉田さん自身の中で、何か変化はありましたか?

吉田:今はどんどん景気が悪くなり、世界のトヨタさんでも終身雇用が難しいと公言し、さまざまな業界の大手企業でもリストラされてしまう時代じゃないですか。だから企業に頼らず、副業をして自分で生きていけるスキルを日々身につけることが必要だと思いました。

 たとえば以前、スポーツジム検索サイトのアプリを立ち上げるという企業に、アプリ内のモデルとして利用していただいたことがありました。そのとき、企業の方に「サービスの内容はもっとこうしたほうが良いのではないか?」という提案をしたら、広告掲載の営業も代行させてもらうようになったんです。

 モデルの仕事を楽しみつつ、本業とも掛け合わせながら、自分にしかできない働き方ができないかと、模索しています。

――週末モデルのお仕事についても教ええてください。まず気になるのが、どのような案件が多いのでしょうか。

吉田:動画広告と記事広告のモデルですね。動画は、企業のサイト内やYouTubeを見ているときに途中で流れる広告の撮影が主です。記事は、実際にサービスを体験して記事を書く“体験記事”が多いですね。

「選ばれるモデル」になるコツは3つ

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モデルの撮影風景

――体験記事はプロのモデルさんより副業モデルのほうが親近感あってよさそうですね! 吉田さんは今、どれくらいの頻度で副業をしているんですか?

吉田:週末や土日を利用して週に1、2回程度ですね。平均すると月に10日ほど。ただ、拘束時間は案件によってまちまちです。2~3時間のものもあれば、半日から1日かかるもの、さらには2、3日要するものもありますが、平均的には半日以内のものが多いように感じます。

――なるほど、撮影は都内が多いのでしょうか? 遠くまで行くこともありますか?

吉田:都内のスタジオが多いですね。ただ、内容によっては、PRする企業やクリニックに実際行って仕事している風なシーンを撮影します。案件によっては、自宅で撮影できるものもあります。私は受けたことないんですけど、空港会社さんの案件では、ハワイでの撮影もあったようです。

――週末モデルには、現在登録者が2000名以上いるとのこと。その中からモデルに選ばれるにはどのようなコツが必要なのでしょうか?

吉田:副業モデルさんが推奨しているポイントは3つあります。1つ目は、複数のパターンの写真を登録すること。上半身と全身、服装や表情もいろいろなパターンのものが登録されていると、あらゆる案件にひっかかりやすくなります。

 2つ目は、プロフィール情報を充実させること。職業や趣味、経歴などなるべく細かく記載すれば、職業に関連したり、趣味を生かせるお仕事にヒットしやすくなります。3つ目は、SNS。プロフィールにSNSも紐つけられるようになっているので、クライアントさんはSNSをチェックされることが多いようです。SNSを見たら、モデルさんの雰囲気や趣味嗜好がイメージしやすいですからね。だから、わたしもいまはInstagramをがんばっています。

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