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あなたも共犯に?フォロワー数を偽造する「水増しインフルエンサー」の実態

ガジェット

若い女性の40%が「インフルエンサーを信頼」

 インターネット上の広告の有用性が認められ、さまざまな企業がマーケティングに利用するようになった一方で、こんな調査結果もあります。

 視聴行動分析サービスを提供するニールセンデジタルは、2018年のPCとスマートフォンの利用実態をまとめたレポート「Digital Trends 2018」を発表。

 それによると、スマートフォンの利用者は7009万人(2018年10~12月期)、またスマホからのSNS利用はTwitterが3053万人、Facebookが2374万人、Instagramが2233万人と、3大SNSサービスはいずれも高い利用率を誇るようになっています。なかでも、前年同月比で23%も利用者が増加しているのが、インスタグラムです。

 WOM(Word of Mouth:口コミ)マーケティング協議会は、2018年9月に「広告」と「インフルエンサーによる紹介」に対して消費者が抱くイメージに関する調査を発表。それによると、10~20代の女性の39.8%が「インフルエンサーによる紹介を信頼する」と回答し、「広告を信頼している」と回答した21.8%を大きく上回っています。

 10~20代の女性を中心に、インフルエンサーによる口コミの信頼性は増していることは間違いありません。しかし、日常の生活を発信して生活をしているインフルエンサーは、若者にとっての憧れの存在です。とはいえ、その信頼が本当のものなのか、きちんと見極めることも必要になってくるかもしれません。

インフルエンサーには道義的な責任がある

スマホ

「ブラジルまで取材に行っててNHKってすごい、とても面白かった」
「フォロワーの多い少ないよりも、フォロワーの質の方が大事では?」
「フォロワーを買って増やしても、広告としての効果があるのかも疑問…」

 ネット上では、この特集に興味を持って視聴している人のコメントが多く見られました。

 今や、生活の一部となって日常的にSNSを利用している人も少なくありません。特に先程の調査にもあった通り、インフルエンサーは10~20代の若年層に強大な影響力を持っています。

 しかし、彼らは個人で活動しており、なかにはそれを悪用しようとたくらむ人もいます。法的なルールも、充分に整備されているとは言い難いのが現状であり、投稿する側も、閲覧する側ももう一度、そのあり方を再考する必要があるのかもしれません。

<TEXT/湯浅肇>

写真をメインに数多くの時事ネタやマルチメディア関連の記事も執筆。常に斬新な切り口で情報発信を目指すアラサー男子

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