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副業で月30万円稼ぐ、29歳エンジニアの働き方。本業と両立するコツは

コラム

エンジニアの副業を発見。月の稼ぎはいくら?

――副業マッチングサービスでの仕事は、荷上げの仕事に比べていかがでしたか?

高橋:荷上げのバイトは、月に7、8日(50~60時間)ほど稼働して、約10万円。一方、エンジニア職では月40時間の稼働で10万円ほどの収入を得られます。しかも基本リモート案件なので、移動費もかかりません。自分のスキルを活かせるし、いろいろなサービスに触れることができるので、たのしいですね。

――副業先では、どのような業務内容を担当しているのですか?

高橋:実はいま、2社でお仕事をしているのですが、A社では、iOSアプリのUXを改善するために、アプリリニューアルを担当。B社目では、自社のiOS・Androidアプリの開発を担当していました。

――副業をはじめて約1年とのことですが、本業に支障はないですか?

高橋:今のところないですね。たまに締め切りが被ることはありますけど、いくらでも調整はできるので。よく、「本業が忙しくて副業に手をつけられませんでした」という言い訳をする人がいますが、それって社会人としてどうなんだろう? と疑問に思います。

本業との両立は「報連相の徹底」で解決

ビジネスマン

※画像はイメージです

――なるほど。しかし、副業の課題として“本業との両立”が最初に挙げられます

高橋:もしスケジュール通りに進まなかったら、それがわかった時点で本業先にも副業先にも相談すればいいだけだと思うんです。とにかく迅速な「報連相(ほうれんそう)」。これに尽きます。本業先でもそうなんですが、チャットの履歴はほとんど僕なんです。「これ終わりました」、「次はこれに取りかかります」、「今ここまでやってます」というささいなことでも報告しています。

――発言が多くて、何か指摘を受けたことはありますか?

高橋:それがないんですよね。注意されたら頻度を落とそうと思っているのですが、今のところまったく怒られたりはしないです。それよりも、レスが遅かったり、音信不通だったりするほうが問題なんだと思います。

社会人の最初の仕事は「レスを早くすること」

――マメに連絡するようになったきっかけはなんですか?

高橋:誰に聞いたか忘れたのですが、「社会人の最初の仕事は、レスを早くすることだ」と教えてもらったことがあります。人事評価制度でも、「レスを早くする」という項目があるくらいなので、大切なことだと思っています。だって、今の時代、みんなスマホはずっと見ているじゃないですか。だから連絡は把握しているけど、スルーしてるという人が多いんじゃないでしょうか。

――あとで返せばいい、でつい忘れてしまうこともありますしね。

高橋:そうだと思います。まあ、そういう人がいるおかげで僕の評価が上がっているのでありがたいんですけど(笑)。

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