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マクドナルド、奇跡のV字回復。どん底を経験した社員の声

ビジネス

 日本マクドナルドホールディングス(以下、マクドナルド)が2月12日、2018年12月期の決算を発表した。

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※画像はイメージです(以下、同じ)

 売上高は前年同期比7.3パーセント増の2722億5700万円。また、フランチャイズを含めた全店売上高は5242億300万円で、5期ぶりの5000億円超えで、全店売上高は過去最高となる。

夜マックなどのサービスが好調

 マクドナルドは、2018年から2020年にかけての中期経営方針で「全店売上高の年平均伸び率5パーセント以上」「営業利益・経常利益の年平均伸び率10パーセント以上」などを掲げている。

 中期経営方針達成のため、17時以降は通常価格から100円プラスでバーガーのパティが倍になる「夜マック」、Uber Eatsとの提携によるデリバリサービスの強化などのサービスを展開。今回の決算では、経営方針が実を結んでいることが広く公表される形となった。

 今後の目標のひとつとして、2019年12月期の全店売上高を「上場以来最高の5510億円を目指す」とし、同決算の場でサラ・L・カサノバ社長兼CEOは「『回復』から『持続的な成長』へとステージは移った」とコメント。

 カサノバ氏は、2014年のチキンマックナゲットに期限切れの肉を使用した事件で347億円の赤字(2015年12月期)となったドン底から、見事、V字回復を達成した。

マクドナルドの意外に知らない歴史

食事

※画像はイメージです

 マクドナルドは1940年にカリフォルニア州でマクドナルド兄弟が始めた小さなハンバーガーショップが原点だ。

 日本マクドナルドの設立は1971年。同年7月には東京銀座三越1階に日本第1号店をオープンしている。創業者は言わずとしれた伝説的な経営者の藤田田(でん)氏。藤田氏は東京大学在学中に輸入商社の「藤田商店」を設立し、マクドナルドのFC権を獲得した。

 後に、16歳の孫正義氏が藤田氏との面会を果たした時、藤田氏は「これからの時代はインターネットだ」とIT起業を勧めたという逸話もある。

 オープン当初から、ハンバーガー、ビックマック、マックフライポテト、マックシェイクなどの現在にも続く定番メニューは販売されている。

 1975年には売上高100億円を突破、1976年には100店舗目をオープンするなど、ファーストフードの代表格として日本中に広まった。なお、日本で初めて本格的なドライブスルー方式を採用したのもマクドナルドである。

 現在は全国2897店舗を展開(2019年1月時点)。マクドナルドはハンバーガーチェーンとしては日本最大規模で、2位のモスバーガーは全国に1329店舗(2019年1月31日時点)のため、2倍以上の店舗を構えている。