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30代で「発達障害」と診断された男性。職場で申告した結果は…

「空気が読めない」「忘れ物が多い」「興味に偏りがある」などの特性があると言われている発達障害。

ビジネスマン

※画像はイメージです(以下、同じ)

“大人の発達障害”、“発達障害グレーゾーン”といったキーワードをさまざまなマスメディアで目にすることが多くなった昨今、自らの発達障害を疑い、診断を受けた男性から話を聞いてみました。

発達障害と診断された男性の幼少期とは?

 出版関係の会社に勤める石田靖彦さん(仮名・31歳)。一般的に発達障害の特性は幼少期に現れるとされていますが、石田さんはどのような幼少期を過ごしてきたのでしょうか。

「小さい頃は、周りの大人が眉をひそめるようないたずらっ子でしたね。ケンカもよくしたし、迷子になることも多かったですね。

 小学校に上がると、教室で机を並べて勉強するのが習慣化するじゃないですか。そういう環境に馴染めなかったのをよく覚えています。友達と話したり遊びはする。けれど授業は真剣に受けない。授業中に教室を歩き回るような問題児でした」

 また、物を失くすことや忘れ物も多かったそうです。

自分のなかの暗い部分も意識する

小学生

 ことあるごとに周囲の大人から「多動性」「注意の散漫さ」を指摘されてきた石井さん。先生から頻繁に怒られる一方で、親しい友達は多く、クラスの人気者でもありました。

「小4の3学期に別の学校に転校することになりました。前の学校だと少し変わった子どもとして受け入れられてきたけど、転校先からしたら異物ですよね。今までのノリでコミュニケーションを取ろうとすると、ウザがられるし、いじめられることもありました。

 この頃から自分のなかの暗い部分も意識するようになるんですよね。『何で生きているのか』とか、『今、死んだらどうなるか』とか、小学校高学年あたりからそんなことばかり考えてましたね」

発達障害グレーゾーン

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