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数千円で配当金から株主優待まで!初心者にオススメ「ミニ株投資」の魅力

コラム

 東証などで取引される上場企業株式の売買単位は100株に統一されています。たとえば人気テーマパークを運営するオリエンタルランド<4661>の株を買うには、2万0950円(8月1日終値)×100で200万円以上の資金が必要となり、初心者には手が出せません。しかし1株から購入できるサービスを利用することで少額投資が可能です

株価ボード

画像はイメージです(以下同)

複数のネット証券がミニ株を取り扱い中

 100株に満たない単元未満株を買えるサービスは通称「ミニ株」と呼ばれ、複数のネット証券が取り扱い、マネックス証券の「ワン株」LINE証券の「いちかぶ」のように、サービス名称は各社で異なります。最近ではSBI証券が提供する「S株」がマネックス「ワン株」に続く形で買付手数料を無料化し、話題となりました。

 ミニ株の弱点として、銘柄や購入金額によっては単元株より割高な手数料を支払うというものがありましたが、手数料無料であればコストを気にせず投資が可能となり、少資本の個人投資家にとって嬉しい限りです(※売却時には手数料が発生します)。

ミニ株は高配当銘柄との相性が良い

 そんなミニ株の活用法でオススメなのが、高配当銘柄への投資です。SBI証券で人気のS株銘柄を見ても、代表的な高配当銘柄が多数ランクインしていることから、ミニ株投資家が高配当銘柄を積極的に買っていると推測できます

【単元未満から買えるS株人気銘柄ランキング】
1位▼日本郵船(東証プライム・9101)
【株価】1万1040円
【権利確定月】3月末・9月末

2位▼商船三井(東証プライム・9104)
【株価】3825円
【権利確定月】3月末・9月末

3位▼三井住友フィナンシャルグループ(東証プライム・8316)
【株価】4148円
【権利確定月】3月末・9月末

4位▼三菱商事(東証プライム・8058)
【株価】4274円
【権利確定月】3月末・9月末

5位▼三菱UFJフィナンシャル・グループ(東証プライム・8306)
【株価】727.1円
【権利確定月】3月末・9月末

(※SBI証券のHPより抜粋。株価は8月12日時点)

 同じ資金で単元株を買う場合と比べて、投資タイミングや投資銘柄の分散をはかれるのがミニ株のメリットです。また、単元株を保有している投資家は受け取った配当金をミニ株購入にあてると、複利効果をより実感しやすくなります。ミニ株の買付けは「定量購入」である一方、auカブコム証券の「プチ株積立」のように「定額購入」による「ドルコスト平均法」が可能なサービスもあります。

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