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「子猫連れで出社」できる企業が生まれた深いワケ。仮死状態だった子猫も保護

ビジネス

「可愛すぎて会社へ行けない……」というほど飼い主を魅了してしまう猫。そんな愛猫を会社に連れていけたら最高ではありませんか。フィギュアスケートのジャッジシステムなどを手掛ける名古屋市のIT企業・コムネットでは、子猫同伴の出勤が認められています。

コムネット

子猫同伴の出勤が認められている株式会社コムネット

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社長も「最初は冗談だと思った」

 取り組みを始めた社員の平櫛小百合さんに話を聞くと、猫好きにはうらやましい限りでした。

「もちろん、会社に連れてくることに関しては『え、ここに?』という反応はありました。社長にお願いしたときも最初は冗談だと思ったみたいです。社長が『猫の手も借りたい』と言っていたのを実現させちゃいました(笑)

 同伴が許可されているのは、生後1か月の子猫。期間は1か月です。成猫と違い、子猫は数時間おきに離乳食を与える必要があり、長時間留守にできないことが理由にあります。平櫛さんの子猫2匹は、社内に設けた猫ケージで社員に見守られて育ちました。猫同伴が許された会社とは一体どんな様子なのでしょうか。

癒されながら社員みんなで飼育

コムネット

平櫛小百合さん

「子猫たちは基本ケージに入っていて、2匹がじゃれたり、すやすや寝たりしている姿に社員は癒されていました。社長に懐いてくれていたこともあり、社員は気兼ねなく猫と触れ合っていられました。ルールらしいものは設けず、決めていたのはごはんの時間だけ。当番を決めると仕事になってしまうので、『ニャー』と鳴き声がすると誰かがお世話をして、トイレ掃除なども気づいた人がやるようにしていました。

 私が出張のときは、猫好きの社員の家に預かってもらうこともありました。飼育グッズを一式会社に置いてあったので、そのまま連れて帰ってもらうかたちです。猫が好きだけど家で飼えない人にとっては至福の時間になったみたいです

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