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仮想通貨でよくある相談は? 話題の「ビットコインの窓口」に聞く

コラム

 仮想通貨というと、何人もの億万長者を生み出す魔法の通貨というイメージがある一方、先のコインチェック流出事件などマイナスなイメージを持つ人も多いはず。

仮想通貨

※画像はイメージです

 事実、そういった不安や悩みを持つ人は多いようで、5月7日に仮想通貨について直接相談、サポートが受けられる「ビットコインの窓口」が渋谷区にオープンしました。

 すでにメディアの問い合わせも殺到したという運用元の「株式会社ビットコインの窓口」代表取締役の大福裕貴さんに話を聞きました。

オープン直後から大反響で一時予約ストップ

――仮想通貨の窓口とは聞き慣れませんが、オープンした反響はどうでしたか?

大福裕貴(以下、大福):4月末に店舗オープンのリリースを発表して、5月7日にプレオープンしたのですが、おかげさまで発表直後から問い合わせが殺到して、一時予約ストップするほどでした。

 3日で40人超の予約が入りましたが、窓口案内役のコンシェルジュも当初は1人しか手配しておらず、ここまでの反響が来るとは想定していませんでした。今はやむなく“条件付き”でお願いしている状況です。

大福裕貴

「株式会社ビットコインの窓口」代表取締役の大福裕貴さん

――どんな条件でしょうか?

大福:現時点では100万円以上の投資を条件に、それ以下の投資の問い合わせはお断りしていて、これでも2、3日に1人は問い合わせがあります。つい先日も地方のお客様で「とりあえず1億円あるから仮想通貨に投資したい」という方がいらっしゃいました(笑)。

――それはすごいですね。具体的にどんな悩みが多いですか?

大福:最近多いのはセキュリティ面の不安ですね。コインチェック流出事件以降、不安という方が多いですね。基本的にハードウェアウォレットを持っていたら安心なはずなのですが……。

――すみません、そもそもハードウェアウォレットってなんですか?

大福:USBの形をした仮想通貨のウォレット(財布)ですね。USBなのでオフラインで管理して、使うときだけパソコンにつないで送金などをします。100%ではありませんが、限りなく安全に近いです。

――たしかに不安を抱えている人は多そうですね。

大福:コインチェック流出事件も、取引所にお金を預けたままにせず、ハードウェアウォレットやウォレットのアプリにお金を入れていれば大丈夫だったという人も多いと思います。

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