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ジュノン出身・白洲迅が、BLドラマに初挑戦。「一緒に苦悩しました」

暮らし

 高校時代に出会った二人の男性が惹かれ合い、葛藤や苦痛を経験しながら歩んでいく人気コミックを実写化した『Life 線上の僕ら』。動画配信サービスのRakuten TV、FOD、Amazonビデオなどで配信されて人気を集め、ディレクターズカット版が劇場にて順次公開中です。さらに、ディレクターズカット版のBlu-ray&DVDが12月23日に発売決定。

白洲迅

白洲迅さん

 本作で主人公の晃を演じた白洲迅さん(28)にインタビュー。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストがきっかけで芸能界入りし、ミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』(2011)でのデビューに始まり、現在は主演ドラマ『僕らは恋がヘタすぎる』(川島海荷さんとのW主演)も放送中ですが、最初は「人前に立つことが嫌で仕方なかった」といいます。そんな白洲さんにお仕事への思いなどを聞きました。

これは人と人との純愛物語

――いわゆるBL(ボーイズ・ラブ)ものであり、人生の物語でもあります。白洲さんは高校生から実年齢より上の40代までを演じました。役者として挑戦になると思いましたか?

白洲迅(以下、白洲):BLものを演じるのが初めてだったので、そういう意味では確かに挑戦でした。でも脚本を読ませていただいての率直な感想として、単純に人と人との純愛物語だなと感じました。それから人生を見つめた物語だと。晃はたくさんの過ちを犯しますが、間違いをしない人なんていないし、そのなかで大きなことを学んでいきます。

 とても苦悩する役だったので、演じているときは一緒に苦悩しました(苦笑)。でもキツかった分、本当に人間くさい人物だったんだなと思います。

ポジティブでいられる人に憧れる

線上の僕ら

(C) 「Life 線上の僕ら」製作委員会 (C) 常倉三矢/芳文社

――真面目な晃と、無邪気な夕希(楽駆)が惹かれ合っていきますが、白洲さん自身はどちらのタイプですか?

白洲:晃とは通ずるものがあります。僕も先に頭で考えてしまって、行動に移すまでに時間のかかるタイプなので。それに夕希のように無邪気に、ポジティブにいられる人には僕も憧れますし、一緒にいたいなと思いますね。

――高校生から40代までを演じたことはどんな挑戦になりましたか?

白洲:撮影に入る前は、かなり難易度の高いことだろうなと思っていました。でも、現場では年齢の変化に関して、そんなに深く考えずに演じていましたね。ビジュアルに関してはメイクさんや衣装さんといったスタッフの方の力や、監督との話し合いで一緒に作っていけたし、内面的なものについては、ストーリーと、その場で起こっていることに対して素直に感じていけば自然となっていけました。

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