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初代バチェラー社長は「仕事をしない」がポリシー。自宅は“汚部屋”の意外な面も

ビジネス

――社長がやるなら、社員が頑張らなくてもいいじゃんって……わかります。

久保:そうですね。社員には働く意味を理解して、一人ひとりが裁量を身につけてもらいたいと思っています。なので、今回は“仕事をしない”ことがミッションですね。

――しないって言い切るのもすごいですね。参考にした経営者とかいるんですか?

久保:実体験ですね。前職(MUSE&Co)での失敗が役に立っています。その時は自分がやれば一番早く片づくと思って、手を動かしまくっていましたね。それに、自分は何でもできると思い上がっていて、結果マネージメント業務から逃げていました。

――まさに“失敗は成功の母”ですね。

初代バチェラーの自宅は汚部屋!?

久保

実は「家具に対するこだわりはほとんどない」

――ちなみに、今回の事業はインテリアシェアリングですが、久保さんが考える「モテ部屋」について教えてください。

久保:それが僕、全然こだわりがなくて。お店に行って、家具を買うのすら面倒なので、今までは全部ネットで買い揃えていました。なので、インテリアのデザインもバラバラだし、組み立てが簡単そうなのを選んでいました。

――えっ……! 意外ですね。

久保:今の家に引っ越してからも自分で選ぶのがめんどうで、元家具屋だった会社の取締役に「なんでも適当でいいから見立てて」と部屋まで来てもらって、決めてもらったくらい(笑)。さすがにサービス開始後は、自社で提供している家具を使っていますが。

――てっきり計算し尽くされたモテ部屋で、バスローブで赤ワイン片手にシャム猫を撫でているのかと思っていましたが。

久保:そんなのしたコトないです(笑)。ワインセラーには日本酒と紹興酒しか入ってないですよ。逆に女の子に「部屋きたなッ!」って引かれたことはあります。そこら中に服が散乱していたり、ちょい残しのペットボトルがコレクターのように並んでいたりするので(笑)。

――まさかの汚部屋!? 気にならないのですか?

久保:それが全然気にならないんですよね。最近はテレビの取材とかもあったりしたので、鬼の形相でキレイにしましたが(笑)。

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