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漁船SOS放置の海保などを漁協が批判【25年前の今日の出来事】

コラム, 学び

6人が乗り込んだマグロはえ縄漁船が八丈島の南東約150キロの洋上で遭難信号を発したが、巡視船や航空機の出動を海上保安庁が要請するまでに8時間を要したため、漁協ら地元関係者は怒りをあらわにした。

Q.どうして8時間もSOSが放置されたの?

マグロはえ縄漁船が洋上で発した遭難信号を受けた海上保安庁に対し、「遭難信号は誤発射」との情報が室戸漁業無線局から同じく入ったため。海上保安庁第三管区海上保安本部から遭難の連絡を受けた船の船主(オーナー)が、室戸漁業無線局に電話で問い合わせた際「新生丸ですが……」と所有船の名前を出した。その結果、室戸漁業無線局がこの電話を、海上の船からの電話と取り違え「遭難信号は誤発射」との情報を海上保安庁に流してしまった。

四半世紀前(25年前)新聞

[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞

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