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老婆からのLINEがラブレターのようにエスカレート…最愛の彼女と婚約破棄騒動に!

コラム

「困っている人を見ると放っておけない」ーそんな優しい性格の男性が、その優しさゆえに彼女から婚約破棄を言い渡されてしまいました。いったい彼に何が起きたのでしょうか? 今回はそんな仰天エピソードをご紹介します。

カップル 喧嘩

※画像はイメージです shutterstock.com


>>「誰も踏まないで!」グループLINEに突然送られた“謎のURL”の正体とは

彼女が生きがい、心優しい誠也さん

 誠也(セイヤ)さん(仮名・28歳)は、食品会社の商品開発部に勤めています。そんな誠也さんの生きがいは、恋人のマドカさん(仮名・26歳)。交際は2年目に突入しますが、いまだにラブラブなのだそう。

「それどころか日を追うごとに愛しい気持ちが増してます。今までの人生で一番好きになった彼女です。彼女の存在こそが自分の生きがいです」

 そんな誠也さんは良い人オーラが全開。心優しい誠也さんですが、あるトラブルがきっかけで、生きがいであるマドカさんを失いそうになってしまいます。

 その発端となったのは、仕事から家に帰っている夜のことでした。

道に迷っている老婆を見かねて声をかける

 会社から自宅へ帰る道すがら、どうやら道に迷っている様子の老婆を見かけます。

「人が困っていたり、そういうのを見ると放っておけないんです。しかも重そうな荷物を背中に背負っていたから余計に気になってしまって……」

 さらにその老婆は、自分の祖母にどことなく似ていたため、どうしても放って通り過ぎることはできなかったそうです。いつも仕事から帰宅しての、彼女とビデオチャットを繋ぎながら夕飯を食べる“ビデオチャットディナー”を楽しみにしていたのですが、今日は遅くなってしまいそう。

「義を見てせざるは勇無きなり」と心の中で呟いてから、その老婆に声をかけます。老婆は「息子の家に行きたいが迷ってしまった」とのこと。住所を聞き出すと、自宅と同じ方向だということが分かり、目的地まで送っていくことにした誠也さん。

丁寧なお礼のLINEメッセージ

 無事目的地に到着すると老婆から「お礼がしたいからLINEを教えてほしい」と申し出がありました。

「丁重にお断りをしたのですが、どうしてもと言われて教えました」

 老婆とアカウントを交換して、その日は帰宅し、少し遅くなった“ビデオチャットディナー”をマドカさんとともに楽しみました。

 その翌日、老婆から丁寧なお礼のメッセージがLINEで届きました。それからというもの、老婆からのコンタクトがたびたび届くようになります。

「内容は他愛もないものですよ。そろそろ寒くなってきたから気を付けて、とか、こんなものを食べたとか、どこそこに行ってきたとか、そういった日常に関するメッセージです」

 きっと話し相手が欲しかったのだろうと不憫に思った誠也さんは、丁寧にLINEを返信します。優しく、断りきれない性格の誠也さんらしいおこないです。

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