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借金2000万円から起業成功…どん底から這い上がる“連続起業家”の思考法5つ

学び

 コロナ禍での経済的打撃や値上げラッシュなど、先行きに不安を抱えている人も多いかもしれません。ますますお金が必要な時代、会社の給与だけで心もとなく感じている人もいるでしょう。かといって大きな投資もリスクがあり、副業や起業を考えている人もいるかもしれません。

テレワーク 悩む男性

画像はイメージです(以下同じ)

 働き方が大きく変わりつつある今、副業や起業はどうすればうまくいくのでしょうか。連続起業家の佐藤文昭氏と小島幹登氏は、人と人、お互いの力を掛け合わせる「ジョイント思考」で稼ぎ続けることができると語っています。

なぜどん底から這い上がれたのか

 ビジネスパートナーの佐藤氏と小島氏は、これまでに化粧品通販やゴルフレッスン事業、飲食店、歯科クリニックなどさまざまな分野で数十社を一緒に立ち上げて経営しています。2人は、もともと豊富な資金や人脈があったわけではありません。

 佐藤氏は最初の事業に大失敗し、2000万円の借金を抱えていました、小島氏は30社以上も転職を繰り返しており、共に希望を失っていた時期がありました。どん底からスタートした2人が、50社以上の会社を経営できるようになったのは、「ジョイント思考」を始めたからだといいます

 今回は、変化が激しく先が見えないこの時代に知っておきたい5つのことを2人の共著『成功し続けている人がやっている ジョイント思考』(あさ出版)から一部抜粋、編集して解説します。

1)ビジネスは1人でやらなくていい

成功し続けている人がやっている ジョイント思考

『成功し続けている人がやっている ジョイント思考』(あさ出版)

「ジョイント」とは、部品と部品をつなぐことを意味します。私たちは、この「ジョイント」をビジネスに活かすことで、つまり、佐藤文昭と小島幹登をジョイントさせたことで、どん底から這い上がれたのです

 お金もない(それどころかマイナス)、人脈もない、専門家でもない私たちは、お互い1人では何もできませんでした。しかし、2人でジョイントしたことで、何種類ものビジネスを起こして財産を得ることができ、充実した日々を手に入れることができたのです。そして今なお、この「ジョイント思考」にのっとって成長、成功し続けることができています。

 ひとりの力では限界があります。ジョイント相手であるビジネスパートナーと、頭から煙が出るくらい一緒に考え抜き、ホワイトボードも真っ黒になった時に、「ポンっ!」とアイデアが出てきます。お互いの力を掛け算で出し合うことで、枠にはまらない発想が生まれ、失敗しないビジネスになるというわけです

成功し続けている人がやっている ジョイント思考

成功し続けている人がやっている ジョイント思考

「成功し続ける人がやっている」考え方」を紹介した1冊。ジョイント思考が身につけば、世の中の変化に振り回されないようになる!

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