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「100万円をホストのために」東北の優等生が“ホス狂いの風俗嬢”になったワケ

ビジネス

1週間くらいで慣れてなんとかなった

 風俗で働く理由は100パーセント、ホストだった。初めて中年男性と性的な行為をした。嫌だったが、お金のことで頭がいっぱいだった。

「目先ですぐにシャンパンタワーのお金が必要だし、これからホストクラブに通い続けるためには風俗をやらなきゃいけなかった。そう思っていました。だから風俗を始めました。風俗経験はまったくありません。知らない男性相手に性的なことをするのは、最初は嫌というか緊張したけど、1週間くらいで慣れてなんとかなった。あとはお金のためって割り切っていました」

 大学の知り合いに会わないように、離れている繁華街を選んだ。大学の授業が終わったらデリヘルの待機所に駆けつける。空き時間があるのでレポートは待機所で書いた。100万円に追われていたので、翌日の始発まで客をとった。そして家に帰って2時間くらい眠って、1限から大学に行った。

100万円のシャンパンタワーのために「裏引き」

歌舞伎町 女性

 風俗嬢になってコンスタントに月70万~90万円を稼いだ。そこから10万円程度の必要な生活費を除いて、すべてホストクラブで使っている。新人だった凌馬の成績も上がった。気づけばナンバー2になっていた。

「デリヘルは朝5時の始発まで。週4日出勤して、1日につくのは多いときで4人とか。大学だけでも忙しいのに、めちゃめちゃ大変です。カラダを壊すかもってくらい働いています。風俗では裏引きもしています。本番です。だいたいお客さんが『本番、いくら?』って聞いてくるので、プラス1万円以上をもらってやっています

 空いている時間はすべて風俗出勤。始発まで働いた。もう何人の中年男性と肉体を交わしたのかわからない。朝まで男性客をとり続けて、男性が求める本番も売って、なんとか100万円をつくった。

歌舞伎町と貧困女子

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