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高卒からリクルートのトップ営業に。32歳女性海外ノマドの生活事情「食費は5万円くらい」

学び

前職から仕事を請け負う形で独立

「英語圏で働くことへの憧れはありましたが、今の英語力では厳しいと判断して、非ネイティブ圏のなかでも大好きなタイを選びました

「せっかくなら女性駐在員ならではの情報を伝えたい」と、YouTubeでの発信活動も開始した。駐在員として働く日々は充実していたものの、仕事内容に想像とのギャップが生じ、半年で退職することに。

 ただ、“海外に住む” という選択肢は捨てられず、フリーランスとして前職のIT企業から仕事を請け負う形で独立する道を選んだ。

 こちさんは現在のライフスタイルについて、「住む場所の選択肢を持てることが一番嬉しい」と語る。

“住みたい場所に住める” 喜び

「タイは人が優しくて気候が温暖で、すごく心地良いです。クアラルンプールも素敵な場所なんですが、バンコクのほうが日本食へのアクセスが簡単で、マッサージや温泉などのリラクゼーションも充実しているので、気持ちはタイに傾いています」

こちさん

タイのビーチリゾート、ピピ島にて

 一方で、海外に出てから日本と比較することも増えた。

私にとってタイ生活での最大のデメリットは、大気汚染と水問題です。水がおいしくて空気が綺麗で、四季があって魚が美味しくて……。そんな日本の良さに改めて気付かされましたね」

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