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同居女性のズボラな姿に幻滅した27歳男性が、すぐに“次の出会い”を探せたワケ

コラム

女子が好きそうなリゾート風のインテリアに

物件

「お酒が進んでいくうちに、だんだんと『部屋、ついて行ってイイですか?』みたいなノリを始めて、みんなで一緒に部屋に連れてくるんです。その際に、いかに居心地の良い空間だなって思ってもらえるかがポイントなので、間接照明でムードを出しつつ、女子が好きそうなリゾート風のインテリアにしています。一度入ることで心理的障壁が消えるのか、その後、打ち解けた女の子に、『また部屋で飲まない?』って個別に誘ったとしても、ほとんど断られることはありませんでした」

 この成功体験がロールモデルとなり、先ほどの料理人メンバーたちも続々と中谷さんの部屋を真似して、「お香を焚き、間接照明にこだわるようになっていった」と言います。

 シェアハウスのオープンから4年経った現在、頻繁にパーティを開いていた初期メンバーも少なくなりつつあり、中谷さんは引っ越しを考えているといいます。

「次もシェアハウスに住みたい」

「マジメな人も増えてきたので、そろそろ今の物件は潮時かなと。小型犬が飼えたり、映画館のようなスクリーンがあったり、特色のあるシェアハウスは数多くあるので、次はどこに住もうか今からワクワクしています。もちろんオープニング物件で、また濃ゆい人間関係を作っていくのもアリですよね
 
 さまざまな境遇の人々の“出会いの場”となるシェアハウス。入居者同士の出会いももちろんですが、入居者以外の知人を呼ぶことでさらに人間関係の輪を広げることもできるようです。

 ただ、シェアハウスによっては入居者以外の人が立ち入れないルールとなっている物件もあるため、事前に確認することをオススメします。

特集・ゆとりプレイボーイの[スゴい秘密兵器]

<取材・文/蒲須坂正男 イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>

趣味はラジオを聴きながら散歩すること。ローカルな駅でふらっと降りて、口コミやレビューがない店に入るのが好きです

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