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関水渚、「アニメ話」で仲良くなれた高杉真宙との共演「撮影を重ねていく同志に」

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高杉真宙とは「アニメ話」で仲良くなれた

いつか、いつも……いつまでも。

(C) 2022『いつか、いつも……いつまでも。』製作委員会

――高杉さんはどんな方ですか?

関水:すごく穏やかで優しくて、人に気を使って大事にしてくれる人です。撮影を重ねていくごとに同志みたいな感じになりました。こちらにも心を許してくれている感じがして、そんな高杉くんに自分も心を開いていこうと思います。いろんな話をしたいという関係性が築けたし、そのことがお芝居にもすごくいい影響を与えていたと思います。それに高杉くんって、すごくよく笑ってくれるんです。いつもゲラゲラ笑ってくれて、すごく可愛らしい人でした。

――高杉さんはアニメ好きとして有名ですが、そうしたお話もされましたか?

関水:仲良くなったきっかけが、ギャグアニメなんですけど『あそびあそばせ』というアニメをお互いに好きだと分かったからです。あと『ギャグマンガ日和』とかも好きで。私がちょうどはまっていた「可哀想に!」というイラストレーターさんが書いているショートアニメを一緒に見てくれて結構盛り上がりました。

81歳の大先輩・石橋蓮司はしゃんとしてる

――大先輩の石橋蓮司さんの印象も教えてください。

関水:すごく姿勢がよくて、しゃんとしてらっしゃるんです。若々しくてエネルギッシュで、存在感がすごくある。自分が歳を重ねていったときに、こういう歳の取り方をしていきたいなと思いました。今までの人生で得たことが深みになっていらっしゃるのか、すごく素敵でした。

――石橋さんは現在81歳ですが、別の作品で共演された俳優さんも、石橋さんはすごくシャキっとして姿勢がいいと話していました。関水さんも80歳になってもお芝居を続けていたいと思いますか?

関水:私はこの仕事のことが好きですが、ずっと続けていくかどうかは、今の時点ではどちらでもいいかなと思っています。今ある役を大事にしたいというのが一番の目標で、目の前のことを丁寧にやっていった結果、80歳になってもやっていたらそれも正解なのだと思います。

 あまり先のことを決めると苦しめられるし、できなかったときに負のループに入ってしまう。私は決めないほうがいいタイプだと思うので、今あるものを大事にしていきたいです。

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