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持病の頭痛がツラすぎる。市販薬が効かなくなった男性が救いを求めたのは…

コラム

藁をもつかむ思いでいろいろ試してみた

ランニング

 頭痛に苦しんだ大原さんですが、最近は状況が落ち着いてきたそうです。どのようにして状況を改善させたのでしょうか。

「頭痛に特化した頭痛外来をネットで見つけて、行ってみることにしました。診察の結果、緊張型頭痛といわれ、筋肉の緊張を緩める薬と漢方薬の処方を受けました。また、1日の終わりに必ずお風呂の湯船に浸かる、マッサージを受ける、ランニングをするなどの改善方法を提案されました」

 大原さんは状況を改善するため、あらゆることを試したそうです。

「とにかく頭痛から開放されたかったので、良いと言われることはすべてやりました。マッサージ、接骨院、ペインクリニックも可能な範囲で何軒も行きましたね。接骨院では猫背が頭痛につながっているとのことで、背骨の矯正をしました

とにかくさまざまな治療法を試した

そしてペインクリニック(痛みの治療を専門に診療する病院)では、痛みのポイントに注射を打つというトリガーポイント注射を定期的に打つよう勧められました。もちろん言われたことはすべて実践しています。

 正直どの治療法に効果があったのかはわからないのですが、現在は毎日痛みが出ることはなくなり、痛みの頻度も少なくなっています。ただ、全く頭が痛くならないというわけではありません……。自分にとって頭痛は、付き合っていかなければならない厄介な相手という感じです」

 とにかくさまざまな治療法を試したという大原さん。「症状を改善したい」という思いと行動こそが、良い結果にたどり着いたのかもしれません。いろいろなことを試しながら、自分にあった治療法を見つけていくのが、持病を改善させる1番の方法なのかもしれませんね。

<TEXT/佐藤俊治 イラスト/zzz(ズズズ)@zzz_illust

-[ケガ・病気でツラかった話]-

複数媒体で執筆中のサラリーマンライター。ファミレスでも美味しい鰻を出すライターを目指している。得意分野は社会、スポーツ、将棋など

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