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「iOS12」が今秋にもリリース!スゴい新機能5つ

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iOS12のパフォーマンスは?

虫めがね

 iOS12では、これまでのiOSアップデート以上に豊富な新機能が搭載される予定です。

 そこで気になるのが、旧機種(iPhone6など)を利用しているユーザーには処理が重く使いにくくなってしまうのではという点ではないでしょうか。

 iOS12では、この点に十分配慮しています。アップルは、iOS12によってすべてのデバイスでパフォーマンスが改善しうると公言。

 iPhone6シリーズにおいてアプリの起動は最大で40%、文字入力のキーボード表示は最大で50%、カメラの起動はなんと最大で70%も高速化されるそうです。

 さらに、高い負荷がかかっている状態でも、アプリの起動が2倍高速化するのだとか。これは期待できそうですね。

パフォーマンス改善の秘密は?

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 これほどまでに、パフォーマンスを改善できるようになった秘密はプロセッサの制御改善にあります。

 これまではアプリやシステムのリクエストに対して緩やかにパフォーマンスを上げて一定時間後にピークパフォーマンスに到達するようにしていました。

 一方、iOS12では、リクエストに対して時間をかけず、パフォーマンスのピークに到達するまでの時間を短くすることで大幅な高速化を実現しています。

 iOSのアップデートでは、最新機種でないと動作が遅くなってしまうなどストレスな部分も少なくありませんでした。しかし、今回はすべてのデバイスでパフォーマンスが改善することを意識しているようで、その心配は少なそうです。

 新型iPhoneの登場が目前に迫る中、ベータ版で一足先にiOS12を体感してみると面白いかもしれません。

 ただし、正式発表まではあくまでもベータ版なので、インストールする際には事前にバックアップを取っておく、日常で使う端末以外にダウンロードするなどの対応をしておくことをおすすめします。

<TEXT/尾身宗一郎>

フリーライター。大学院を卒業後、大手メディア会社にてメディア運営やアドネットワーク運用などを担当。趣味は車。個人ブログ「bluexlab」を運営。

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