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高機能がウリの「5000円テレワーク用スーツ」が登場。20代記者が着心地を体験してみた

学び

 テレワークが普及しても、オンラインでの打ち合わせや会議などで、スーツ姿を求められる場面は多い。しかし、「私服からスーツに着替えるのが面倒」「自宅でかっちりとしたスーツ姿を着るのは落ち着かない」と感じる人も増えているはずだ。

 こうしたニーズに沿って開発されたのが、スーツのようなフォーマルな見た目で、高いストレッチ性や洗濯できる利便性を兼ね備えた「テレワーク用スーツ」だ。コロナ禍での新しい働き方に合わせたカジュアルさが人気を集め、着心地の良さから、ルームウェアやお出かけ時にも着ていきやすいのが魅力だ。

らくティブスーツ

「TOKYO RUN らくティブスーツ」のブラック(画像提供:はるやまホールディングス)

 紳士服大手のはるやま商事も2021年10月から、テレワーク用スーツの「TOKYO RUN らくティブスーツ」を発売している。実際のところ、使い勝手はどうなのだろうか。筆者が試着して、機能性や撥水性を中心にレビューしてみた(試着時は新品)。

低価格で高機能が強み

「TOKYO RUNらくティブスーツ」は上下セットで税込5280円。色はネイビーとブラックの2色、サイズはS~LLの4種類で展開。

 はるやま商品部課長の大森泰裕氏は「(他社の類似商品と比べても)リーズナブルで挑戦しやすい価格帯が強み」と語っている。

 低価格なうえ機能性も高く、「高ストレッチ性・撥水(速乾)・洗濯可・シワに強い」といった特徴を備える。ECサイトのレビュー欄を見ると「着用しやすい」「コスパが良い」「洗濯してすぐ乾く」といった声が寄せられていた。なかには複数購入しているユーザーも散見された。

伸縮性が高く、圧迫感がない

らくティブスーツ

中肉中背の筆者はMサイズを着用

 まずは機能性について検証していく。

 ジャケットは生地が厚めでしっかりしており、裏地にはメッシュ素材のポケットがある。ぱっと見た限りでは一般的なスーツと遜色ない。生地は「ポリエステル92%、ポリウレタン8%」と、ウインドブレーカーを思わせるようなシャワシャワとした肌触りだ。

 袖を通してみると伸縮性の高さが伝わる。肩を回しても窮屈さを感じず、腕を動かす際も張り詰めたような圧迫感がない。これならストレスなくPCで作業できそうだ。裏地のポケットがメッシュで通気性も良く、春先から夏にかけての汗ばむ時期にかけて、より使い勝手が高まりそうだ。

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