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スマホ+アプリで“聴く読書”が超便利!毎日30分、“ながら読書”ができちゃった

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「スマホで音声読書」の手順

 では自動読み上げの方法をご紹介しますね。

① Alexaアプリをダウンロード(指示に従って初期設定)

② Kindleで読み上げ可能な本を買ってダウンロード

③ Alexaを立ち上げて画面下の「再生」をクリックしてページを開く
→書籍や音楽の候補がメニューとして出てくる。

読み上げ画面

④ 表示の画面を下にくっていくと、購入したKindleライブラリが出てくる
(ここに出てくる本が読み上げ対応のもの)

⑤ 読んでほしい本の表紙をタップして、「このデバイス」を選ぶだけ
→タップすると勝手に読み上げを始めてくれます。

このデバイス

 Kindleとは完全にリンクをしていて、Alexaで途中まで読んでからKindleを開くと、読んだところまでページを移動するか聞いてくれます。逆にKindleで読み終わったところから、Alexaが読み始めます。なので目次を飛ばしたい場合は、Kindleで目次が終わるまでページを繰ってからAlexaを立ち上げます。目次を頭に入れておくと内容がより理解しやすいらしいので、好みで使い分けるとよさそうです。

難点1:漢字の読み間違いがある

 ただ難点がいくつかあります。

 まず自動読み上げの場合、漢字の読み間違いがたまにあることです。

 特に名前が壊滅的。「仁太」は「ひとしふとし」、「アレキサンダー一世」は「アレキサンダーかずよ」と、どこかの漫才コンビなのかピアニストなのかという名前に変身します。

「掌(てのひら)」は「たなごころ」、「科」は「とが」などむしろ難解な読み方をすることもあるし、「生と死」は「ナマとシ」、『鬼滅の刃』は「おにめつのは」だし、一瞬で本から意識が遠のくことも多いです。「前頭葉」は「まえがしらは」なので、医学よりも相撲が得意なようです。

難点2:見出しと本文の違いを理解してない

 読み間違いのほか、もうひとつ難点は、見出しと本文の違いを機械が理解しないことです。書体の違いやスペースの意味を理解しないので、見出しから本文まで一気に続けて読んできます。

 例えば、小見出しが「小学生で一家の大黒柱になる」で、本文が「うちは父親と母親……」で始まるとしたら、自動読み上げでは「小学生で一家の大黒柱になるうちは父親と母親……」と、あたかも一文章のように読んできます。そのためたまに理解が追いつかないこともあります。

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