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ラブホテルのフロント業務からガテン系に転職した27歳女性「経験は無駄にならない」

コラム

ラブホテルからガテン系への転身

女性 肉体労働

 その後、いくつかの短期バイトを経験した瀧本さんは、宅配便の仕分け業務に落ち着いたそうです。ラブホテルの受付とはかけ離れた仕事のように思えますが、どのような仕事内容なのでしょうか。

「家から職場までが近いのと、初めは軽作業だと勘違いして応募したんです。でも、実際はがっつり肉体労働でした。体育館が何個も入るくらい広い倉庫にベルトコンベアが張り巡らされていて、流れてくる荷物を行き先ごとに振り分ける仕事をしてます。倉庫内では分業がきっちりしているの詳しいことは分かりませんが、年配の女性は比較的、軽作業や小物をやらせてもらえるみたいです」

 今まで座り仕事が多かった瀧本さんにとって、初めての肉体労働だというこの仕事。苦労したことや大変なことなどを尋ねてみました。

最初はアザや擦り傷だらけだった

「いつも下を見ながら中腰の体勢で作業するので、腰への負担が一番キツいです。特に、扱う荷物は大きさも重さも色々で、重さを見誤ると危ない。軽いと思ったらビックリするくらい重くて落としそうになったり、逆に重いと思ったものが拍子抜けするくらい軽かったり。最初の頃は、荷物に体をぶつけてアザや擦り傷だらけでした

 また、次から次へと荷物が流れてくるので、手際よくさばかないとすぐに詰まって、他のスタッフに怒鳴られることになります。あとは、倉庫内をフォークリフトが走り回っていたり、ベルトコンベアに指を巻き込まれそうになったり、危険と隣り合わせの仕事だとは感じます。いつも緊張感がありますね」

 なかなか厳しい環境のようですが、意外にも半年以上続いているそう。

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