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2時間半寝坊であわや大遅刻…地方出張の朝に28歳男性が閃いた秘策

コラム

見事、2時間半の寝坊を帳消しに

談笑

「現地の空港からは飛行機の到着に合わせて岡山駅行きバスが出ていましたが、取引先は駅からはかなり離れた場所にあり、それに乗るのは危険と判断。空港からタクシーで直接向かうことにしました」

 この決断は大正解で、先方のオフィスには約束の時間の15分前に到着。見事、2時間半の寝坊を帳消しにすることに成功します。

「ただ、間に合ったことでテンションが上がっていたのかもしれません。ランチミーティングで仕事の話を終えた後、雑談でもちょっと盛り上がって『恥ずかしいことですが……』と新幹線に乗り遅れて飛行機で来たことを話しちゃったんです」

なんと取引先の課長も経験者だった

「でも、取引先の課長さんも『実は、私も東京出張の際、同じことをやらかしたことがあります(笑)』って、まさかの経験者。この方は前任者から引き継いだばかりの新しい担当者だったのですが、お互い同じ失敗談を持つ者同士ということもあって、これを機に打ち解けることができました」

 なお、自身の上司は非常に厳しいタイプの人間だったので、なかなか言い出せず、結局報告しないまま現在に至っているとのこと。

「保身と言われても仕方ないですが、ランチミーティングには間に合って無事に終えましたし、そのうえで報告しても自分が怒られるだけ。幸いにもこのときの出張は自分ひとりでしたし、何も言わなくても丸く収まると思って……。完全に保身ですけどね(笑)」

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