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会社バレは大丈夫?「働き方改革」で増える総合職OLの副業キャバ嬢

コラム

 むしろキャバ嬢たちが恐れているのは、税金関係ではなく、キャバクラ店内での出会いや、客の職業。実際に、身バレしそうになった経験を持つ女のコは少なくありません。

キャバ嬢VS税務署

「昼職は女性が多い会社だから大丈夫だろうと思っていたら、外注スタッフの男性が店に来たことがありました。待機席にいたのですが、後ろ姿ですぐ気づいたのでキッチンに避難しました」(25歳・広告)

「この間、店の常連客を会社で見かけました。社内システムで名刺を検索したところ、フルネームでヒット。他の部署と付き合いのある印刷会社の社員だったようで、血の気が引きました」(29歳・出版)

「フリーでついた客の職業を聞いたら、うちの子会社の社員だった。部署的には仕事上関わりがないから一安心ですが、よく来るらしいので店を変えようか悩んでます……」(27歳・インフラ)

 職場の人間に出くわすとまではいかなくても、仕事上の知り合いに会う可能性は意外とあるようです。しかし、なかにはこんな強気な発言も。

「うちの会社は副業禁止ですが、正直、バレたら転職すればいいと思っています。昼職は昼職でちゃんとキャリアを積んでいるので、今の会社にしがみつく必要もないし」(27歳・金融)

 副業としての収入は大きいキャバクラですが、接客業であるがゆえ、会社にバレるリスクも高くなります。ハイリスク・ハイリターンな仕事でしょうが、副業としては魅力的と言えそうですね。

<取材・文/珠葉このか イラスト/超ズボン>

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