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「好きを仕事に」元スタイリスト店主が営む、人気かき氷店のヒミツ

ビジネス

 近年の調査によると、女性の転職率は男性より高い傾向にあります(厚生労働省『平成28年雇用動向調査』より)。また、2016年より推し進められている「働き方改革」により、テレワークなど柔軟な労働制度や、さまざまな労働のあり方が認められるようになりました。

 女性は、男性よりも結婚や出産などのライフイベントにより、仕事を変えたり辞めたりすることは少なくありません。伏見さんは、身体を壊してしまったことがきっかけで、キャリアを変えざるを得ませんでした。

その人に合った働き方をすることが、もっともパフォーマンスを発揮することができ、本人にとっても幸福なことでしょう。これは、女性のみならず、男性にも言えることではないでしょうか。

 伏見さんは、自分の興味のあることを仕事にし、店舗を持つことで自分が働きやすい環境を作ることに成功しました。

伏見さんの働く姿勢を賞賛する声

 ネット上では、番組放映を受けて、彼女の仕事に対する姿勢や、お店への好意的な意見が多く寄せられました。

「番組を見て、どうしてもチョコミントが食べたくなった。こんなにかき氷欲を刺激されたのは久々!」

「好きなことを仕事にしている人は生き生きと輝いて見える!」

「番組で伏見さんがかき氷を3杯食べていたけど、本当に情熱がないとできないと思う」

「女性が輝く社会」の実現が重要課題の1つとして挙げられている現代社会で、今後も伏見さんのように、“好きを仕事に”生き生きと働ける女性が増えると良いですね。

<TEXT/上山ヨーコ>

中高を一貫の女子校で過ごし大学で美術を学ぶ。公立美術館で2年半の勤務を経て、現在は時事やビジネス情報を中心に執筆をする。旅行と音楽と犬が好き

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