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少しの工夫で家賃は下がる!知っておきたい「おとり物件」の見分け方

コラム

 大多数の若いサラリーマンにとって最大の支出といえば、毎月の家賃に代表される「住居費」。安さと満足度を両立させる、高コスパの物件選びを実現するにはどうすればいいのでしょうか。

不動産 物件

※画像はイメージです(以下同じ)

 話を聞いたのは、ネット広告などをほとんど使わず、築き上げた顧客からの信頼を元にした“完全紹介制”にて、優良物件に限った不動産仲介を行う「結家不動産コンサルティング」。

“ぶっちゃけすぎる不動産屋”とも言われる同社のエージェント・吉澤大和さんに、物件選びの秘訣を教えてもらいました。

不動産業界のブラックボックスとは?

 はじめまして、結家不動産の吉澤大和です。

 いい物件を探すための第一条件は、いい不動産会社を選ぶことです。

 不動産業界には、借り手の知らないさまざまな「罠」が潜んでいます。今回は、その代表例である“おとり物件“と呼ばれる物件についてご紹介します

 賃貸サイトには、数多くのそうした物件が載っています。しかし、不動産会社を訪ねたとき、こんな経験をしたことないでしょうか?

 気になる物件をネットからリストアップし、不動産会社の担当者に渡した瞬間、「すみませんっ! これ、たった今、売り切れてしまったんですよ~」と言われた経験。

 実は、これからの物件は、借り手の連絡を呼び込み、他の物件へと誘導するためのいわば“撒き餌”なのです(もちろんすべての業者がそういった物件を用意しているわけではありませんが……)。

おとり物件の見分け方とは?

 とはいえ、ウェブ上の記載だけを頼りに、そうしたおとり物件を見抜くのはほぼ不可能です。

 おとり物件に引っかからないための策としては、問い合わせの際、物件の現地待ち合わせを提案するとよいでしょう。

 それができない物件はおとりである可能性が高いし、「それより一度コチラに来ていただいて……」と食い下がってくる不動産業者は、信用度に欠けますね。

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