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NHKディレクターが明かす親の介護の現実「怖すぎる…」と話題に

 就労世代の男性が親の介護をしなければならない「息子介護」が現在増えています。

介護 老人

※画像はイメージです(以下同じ)

 7月3日放送の『クローズアップ現代+』(NHK)では番組で、広く意見を募ったところ2000件近い投稿があったそうです。そして、息子介護の当事者を、同じく当事者になった番組ディレクターが訪問。

 あまりの厳しい現実に「怖すぎる」反響を呼んでいます。

息子介護の過酷すぎる現実とは?

 息子介護とは、文字通り息子が親の介護をすることを指しています。

 厚生労働省の調査によると、介護をする家族の割合は、平成13年度には嫁が31%で群を抜いて高かったのですが、平成28年には嫁は16.3%まで減り、息子が17.2%と嫁と息子が逆転しています。

 共働き世帯が増えたことや、少子化の影響が要因だと番組内で説明されていました。

 性別の違う母親の介護は、息子にとって悩ましい問題があります。

 母親を介護した経験を持つ30代男性によると「女性と男性という性別の差があるので、おむつを替えるとか、体を拭くということが、正直しんどかったですね」と語ります。

「息子介護」当事者が直面する困難な現実

 担当ディレクターの母親は、ディレクターが留守中に、家の中で転倒してしまいました。不運にもストーブの前で転倒したため、重度の火傷を負ってしまい、入院を余儀なくされました。

 つい、2年前までは息子の食事を作るほど元気でしたが、入退院を繰り返した8か月の間に要介護5の「介護なしには日常生活を送ることが困難な状態」にまで悪化してしまったそうです。